映画「かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート」

かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲー

■邦題:かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート
■原題:DRAGON TIGER GATE
■原題:龍虎門
■上映時間:94分
■製作国:香港
■ジャンル:アクション、格闘技
■配給:ギャガ・コミュニケーションズ
■提供:ギャガ・コミュニケーションズフジテレビジョン
■公開:2007/04/14
■監督:ウィルソン・イップ
■アクション監督:ドニー・イェン
■製作:レイモンド・ウォン
■原作:ウォン・ヨクロン
■撮影:コ・チウラム
■衣装:ウィリアム・チャン
■音楽:川井憲次
■主演:ドニー・イェンニコラス・ツェーショーン・ユー、ドン・ジェ、リー・シャオラン、ユエン・ワー、チェン・カンタイ、他
■ストーリー:
親と生き別れ、行き場を失った子どもたちが最後に流れ着く場所“龍虎門(ドラゴン・タイガー・ゲート)”。ここで育ったタイガーは、今では兄貴分的存在として道場仲間から慕われていた。ある日、正義感にあふれるタイガーは、悪の秘密結社“江湖(コンウー)”一味と衝突、その中で異彩を放つ男ドラゴンに圧倒されてしまう。しかし、彼こそはタイガーが幼い頃に生き別れた実の兄だった。やがてドラゴンは、自分のボスを巨大犯罪組織“羅刹門”に殺されたことから復讐に向かう。一方、同じ組織に師匠の命を奪われたタイガーもまた、仲間のターボとともに羅刹門打倒に立ち上がるのだった。
■感想:
2007年27本目の劇場鑑賞です。公開翌日観ました。「SPL/狼よ静かに死ね」のウィルソン・イップ監督作品。香港で70年代から続いている人気カンフー・コミック『龍虎門』をでド派手に映画化したアクション・エンターテインメント。字幕版を観ました。原作は未読です。オープニングでマンガのページがめくれる演出がマーベルコミックみたいでした。タイガー・ウォンが主役かなと思っていたら、ドラゴン・ウォンが主役でした。ドニー・イェンニコラス・ツェーショーン・ユーの3人演じるドラゴン・ウォン、タイガー・ウォン、ターボ・セックがカッコよかったです。それぞれ戦い方も異なり、必殺技があるのは面白かったです。巨大犯罪組織「羅刹門」のボスも強くてカッコよかったです。ボス自ら看板を持ちながら道場破りをするシーンは好きです。CGで描かれた映像がとても綺麗でした。すべてCGに頼っているのではなく昔のカンフー映画の感覚も残されて描かれているのは良かったです。格闘シーンも迫力あって見応えあります。川井憲次の音楽も良かったです。
■評価:★★★★☆