映画「ハンニバル・ライジング」

ハンニバル・ライジング

■邦題:ハンニバル・ライジング
■原題:HANNIBAL RISING
■上映時間:121分
■製作国:アメリカ、イギリス、フランス
■ジャンル:サスペンス
■配給:東宝東和
■公開:2007/04/21
■監督:ピーター・ウェーバー
■製作:ディノ・デ・ラウレンティス、マーサ・デ・ラウレンティス、タラク・ベン・アマール
■製作総指揮:ジェームズ・クレイトン、ダンカン・リー
■原作:トマス・ハリス
■脚本:トマス・ハリス
■撮影:ベン・デイヴィス
■美術:アラン・スタルスキ
■衣装:アンナ・シェパード
■編集:ピエトロ・スカリア、ヴァレリオ・ボネッリ
■音楽:アイラン・エシュケリ、梅林茂
■字幕:戸田奈津子
■主演:ギャスパー・ウリエルコン・リーリス・エヴァンス、ケヴィン・マクキッド、スティーヴン・ウォーターズ、リチャード・ブレイク、ドミニク・ウェスト、チャールズ・マックイグノン、アーロン・トーマス、ヘレナ・リア・タコヴシュカ、イヴァン・マレヴィッチ、ゴラン・コスティッチ、他
■ストーリー:
1944年のリトアニア。戦禍で両親を亡くしたハンニバル少年は、幼い妹ミーシャと2人で山小屋に隠れ住んでいた。ある日、残忍な逃亡兵グループが山小屋を乗っ取り、か弱いミーシャは彼らに殺されてしまう。その後、心を閉ざしたまま孤児院で成長したハンニバルは、やがて脱走し唯一の親類を求めてパリの叔父のもとへと向かう。しかし、すでに叔父はこの世を去り、未亡人の日本人女性レディ・ムラサキが、ハンニバルを温かく迎える。ハンニバルは彼女のもとで高度な教育を受けると共に、次第に心の奥底に封印されていた復讐の情念を目覚めさせていくのだった。
■感想:
2007年30本目の劇場鑑賞です。公開翌日観ました。「真珠の耳飾りの少女」のピーター・ウェーバー監督作品。トマス・ハリス原作の“ハンニバル・レクター”シリーズの「羊たちの沈黙」「ハンニバル」「レッド・ドラゴン」に続く映画化第4弾。新たに書き下ろされた同名原作を基に、レクター博士の幼少から青年期にスポットを当て、冷酷な殺人鬼へと変貌を遂げていく姿を描き出す。原作は未読です。アンソニー・ホプキンスが出演してないハンニバル・レクターシリーズだったので、どうかなと思いました。殺人のきっかけは青年期の残虐な復讐劇だったのですが、日本の文化に影響されるとは思ってもみませんでしたが、コン・リーの日本人は少し違和感がありました。カニバリズムより、復習劇の描写の方が印象的でした。ミーシャ演じるヘレナ・リア・タコヴシュカがめっちゃ可愛かったですが、まさかの様な展開でショックでした。最後の1人のグレンツはなんか呆気なく終ってました。ギャスパー・ウリエルが年をとったらアンソニー・ホプキンスに似るのか疑問が残りました。
■評価:★★★★☆