映画「ハンニバル」

ハンニバル

■邦題:ハンニバル
■原題:HANNIBAL
■上映時間:131分
■製作国:アメリ
■ジャンル:サスペンス、ホラー
■配給:ギャガ=ヒューマックス
■公開:2001/04/07
■監督:リドリー・スコット
■製作:ディノ・デ・ラウレンティス、マーサ・デ・ラウレンティス
■製作総指揮:ブランコ・ラスティグ
■原作:トマス・ハリス
■脚本:デヴィッド・マメットスティーヴン・ザイリアン
■撮影:ジョン・マシソン
■美術:ノリス・スペンサー
■特殊メイク:グレッグ・キャノン
■編集:ピエトロ・スカラ
■音楽:ハンス・ジマー
■字幕:戸田奈津子
■主演:アンソニー・ホプキンスジュリアン・ムーアゲイリー・オールドマンジャンカルロ・ジャンニーニフランチェスカ・ネリ、フランキー・フェイソン、レイ・リオッタ、イヴァノ・マレスコッティ、ヘイゼル・グッドマン、ジェリコ・イヴァネク、他
■ストーリー:
エレベーターを血の海に変え、忽然と行方をくらませたレクター博士は、フィル博士と名前を変えて私たちの前に姿を現す。所はイタリアのフィレンツェ。ダンテ研究の専門家としてカッポーニ宮の司書の座に就いた彼は、美食と文化に満たされた優雅な逃亡生活を満喫していた。だが、その沈黙は、レクターに恨みを抱く大富豪メイスン・ヴァージャーの手によって破られる。メイスンの一味に命を狙われ、モンスターの正体をあらわにするレクター。追っ手を殺害し、アメリカへ渡った彼は、クラリスを囮に自分をおびき寄せようとするメイスンとの闘いに身を投じていく。レクターを豚の餌食にするチャンスを虎視耽々と狙うメイスン。果たして博士に勝算はあるのか!?
■感想:
ブレードランナー」「グラディエーター」のリドリー・スコット監督作品。医学博士の肩書きを持つ連続猟奇殺人鬼とFBI捜査官の女性の宿命的な対決を描く、大ヒット・スリラー「羊たちの沈黙」の続編。原作は未読です。どうしても「羊たちの沈黙」と比べて評価してしまうと物足りないと思います。その原因として、FBI特別捜査官クラリスが、ジョディー・フォスターから、ジュリアン・ムーアに交代したのはとても残念でした。やっぱり観ていて違和感がありました。レクター博士演じるアンソニー・ホプキンスは良かったです。大富豪のメイスン・ヴァージャー役がゲイリー・オールドマンとは後から気がつきました。あそこまでメイクされると分かりません。ゲイリー・オールドマンならではの役だと思います。ラストの晩餐シーンで、レイ・リオッタの脳ミソはインパクトがあって驚きました。でも、リアルに作られていたので関心しました。グロいのが苦手な人にはあまりお勧めできないと思います。
■評価:★★★☆☆

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