映画「ホースメン」

ホースメン

■邦題:ホースメン
■原題:HORSEMEN
■上映時間:90分
■製作国:カナダ、アメリ
■ジャンル:サスペンス、ホラー、ミステリー
■配給:カルチュア・パブリッシャーズ
■公開:2009/10/24
美しき殺人鬼の罠に、世界が堕ちる
■監督:ジョナス・アカーランド
■製作:マイケル・ベイ、ブラッド・フラー、アンドリュー・フォーム
■製作総指揮:テッド・フィールド、ジョー・ドレイク、ネイサン・カヘイン、ジョー・ローゼンバーグ
■脚本:デヴィッド・キャラハム
■撮影:エリック・ブロムス
■プロダクションデザイン:サンディ・コクラン
■衣装デザイン:B.
■編集:ジム・メイ、トッド・E・ミラー
■音楽:ヤン・A・P・カチュマレク
■出演:デニス・クエイドチャン・ツィイー、ルー・テイラー・プッチ、クリフトン・コリンズ・Jr、パトリック・フュジットピーター・ストーメア、バリー・シャバカ・ヘンリー、エリック・バルフォー、ポール・ドゥーリイ、チェルシー・ロス、トーマス・ミッチェル、リアム・ジェームズ、マンフレッド・マレツキ、アルヌ・マクファーソン、他
■ストーリー:
妻に先立たれたベテラン刑事エイダン・ブレスリンは、仕事に追われるあまり溝の出来てしまった2人の息子との関係に悩んでいた。そんなある日、銀のトレーに生きたままペンチで抜かれたと思われる大量の歯が置かれた死体なき殺人事件が発生する。現場には“来たれ”という謎のメッセージが残されていたが、その意味の解明も進まぬうちに、今度はメリー・アン・スピッツという中年女性が新たな拷問殺人の犠牲者に。そのショッキングな死体の第一発見者は彼女の養女でまだあどけなさの残る東洋系美少女クリスティンだった。その心中を慮って彼女に優しく接するブレスリン。ところが捜査が行き詰まる中、クリスティンは自分がメリー・アンを殺害したと告白、不敵な笑みを浮かべて共犯者による猟奇殺人はまだ終わりではないとブレスリンを挑発するのだった。
■感想:
「SPUN スパン」のジョナス・アカーランド監督作品。チャン・ツィイーが猟奇殺人鬼役に挑戦した異色のサスペンス・スリラー。“黙示録の四騎士”をなぞらえた連続殺人事件の謎を追う主人公刑事が、自ら殺人を自供した美しき犯人に翻弄されていくさまをミステリアスに描き出す。ホースメンとは“ヨハネの黙示録”に出てくるる四人の騎士だそうです。本作の驚くのは、宣伝の段階から猟奇殺人鬼がチャン・ツィイーだとネタバレしている点です。黙示録の四騎士をなぞらえた連続殺人事件は「セブン」であり、殺人を自供したチャン・ツィイーは、「羊たちの沈黙」のレクター博士を想像させる。デニス・クエイドチャン・ツィイーの頭脳戦や心理戦はなく、チャン・ツィイーの存在感が薄いのは残念である。猟奇殺人鬼の犯行理由も薄すぎました。最後もこれで終わりなん?って感じで、消化不良で終わりました。
■評価:★★☆☆☆

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