映画「バベル」

バベル

■邦題:バベル
■原題:BABEL
■上映時間:143分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ドラマ
■配給:ギャガ・コミュニケーションズ
■提供:ギャガ・コミュニケーションズ
■公開:2007/04/28
■監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
■製作:スティーヴ・ゴリン、ジョン・キリク、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
■原案:ギジェルモ・アリアガ、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
■脚本:ギジェルモ・アリアガ
■撮影:ロドリゴ・プリエト
■美術:ブリジット・ブロシュ
■衣装:マイケル・ウィンキンソン
■編集:ダグラス・クライズ、スティーヴン・ミリオン
■音楽:グスターボ・サンタオラヤ
■字幕:松浦美奈
■主演:ブラッド・ピットケイト・ブランシェットガエル・ガルシア・ベルナル役所広司菊地凛子、アドリアナ・バラーザ、エル・ファニング二階堂智、ネイサン・ギャンブル、他
■ストーリー:
ロッコ。険しい山間部を走る一台のバス。そこに乗り合わせた一組のアメリカ人夫妻、リチャードとスーザン。壊れかけた絆を取り戻すため二人だけで旅行にやってきた。ところが、遠くから山羊飼いの少年が放った銃弾が運悪くスーザンの肩を直撃する。血まみれの妻を抱え、医者のいる村へと急ぐリチャード。一方、夫妻がアメリカに残してきた幼い子供たちの面倒をみていたメキシコ人の乳母アメリア。息子の結婚式に出るため帰郷する予定が、夫妻が戻らず途方に暮れる。仕方なく、幼い子供たちも一緒に連れてメキシコへと向かう決断をする。やがて事件を起こしたライフルの所有者として、最近妻が自殺したばかりの東京の会社員、ヤスジローの名前が浮かび上がる。そんな彼の女子高生になる聾唖の娘チエコは、満たされない日々に孤独と絶望を募らせていた…。
■感想:
2007年31本目の劇場鑑賞です。公開当日レイトショーで観ました。「アモーレス・ペロス」「21グラム」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作品。旧約聖書の“バベルの塔”をモチーフに描き出す衝撃のヒューマン・ドラマ。モロッコアメリカ、メキシコ、日本、それぞれの場所で孤独な魂どうしが織りなす愛と哀しみ、再生への希望の物語が同時並行で鮮やかに綴られていく。モロッコ、メキシコ、日本の3つのパートが、若干時間差を置きながら描かれてました。中でも日本のパートがあまり面白くなかったです。それは、モロッコ、メキシコ、日本が一つの銃がきっかけで事件に発展するのですが、日本のパートは事件とはあなり関係なかったのではと思いました。役所広司演じるヤスジローの銃が事件のきっかけですが、本人に自分の銃か確認する程度でした。菊地凛子演じる聾唖の女子高生チエコが、歯医者さんに対しての行動や、ノーパンでいたり、刑事の前で急に脱いだりする行動の意味が分かりませんでした。26歳の菊地凛子が女子高生を演じるのは年齢的に無理があったと思います。ダコタ・ファニングの妹エル・ファニングが出演してましたが、お姉ちゃんにソックリで可愛かったです。
■評価:★★★☆☆