映画「イグジステンズ」
■邦題:イグジステンズ
■原題:EXISTENZ
■上映時間:97分
■製作国:カナダ、イギリス
■ジャンル:SF、ホラー
■配給:ギャガ=ヒューマックス
■製作:ムービー・ネットワーク、ナショナル・ナイロン・エンタテイメント、ハロルド・グリーンガバーグ・ファンド、アライアンス・コミュニケーションズ
■公開:2000/04/29
背中から始めて、脳でイク。
■監督:デヴィッド・クローネンバーグ
■製作: ロバート・ラントス、アンドラス・ハモリ、デヴィッド・クローネンバーグ
■脚本:デヴィッド・クローネンバーグ
■撮影:ピーター・サシツキー
■美術:キャロル・スピア
■衣装:デニーズ・クローネンバーグ
■編集:ロナルド・サンダース
■特殊メイク:ステファン・デュプイ
■音楽:ハワード・ショア
■字幕:林完治
■主演:ジェニファー・ジェイソン・リー、ジュード・ロウ、イアン・ホルム、ウィレム・デフォー、クリストファー・エクルストン、サラ・ポーリー、ドン・マッケラー、カラム・キース・レニー、他
■ストーリー:
近未来。誰もが脊髄にバイオポートなる穴を開け、そこにゲームポッド(=コントローラー)を接続して仮想現実ゲームを楽しんでいた。新作ゲーム「イグジステンズ」の発表会場で、カリスマ的な天才ゲームデザイナー、アレグラが突然銃撃され、警備員のテッドは彼女を連れて逃亡。事件の背後には会社もからんだ陰謀があるらしい。真相を探るべく、アレグラの友人ビヌカーの助けを受けてゲームのなかに身を投じるふたり。いかがわしいゲームショップ、ニジマスの養殖場を利用したゲームポッド工場、突然変異した両生類が出される中華料理店等々、各所をめぐるたび、ふたりの前に「反イグジステンズ主義者」が現れる。誰が敵か味方か分からない混乱の果て、ゴールで思いがけない真相にふたりは直面するが、これら全てはゲームの中の世界で起こったこと。現実世界に戻っても、彼らの戦いはまだ終わらないのであった……。
■感想:
「裸のランチ」「クラッシュ」のデヴィッド・クローネンバーグ監督作品。脊髄に穴をあけ、そこにバイオケーブルを接続して楽しむバーチャルリアリティゲーム。その最新ゲームをめぐり、天才ゲームデザイナーと反ゲーム主義者たちとの闘いが繰り広げられる。デヴィッド・クローネンバーグ監督独特の、奇妙かつダークなビジュアルが満載で、奇妙な形をしたゲームポッド、頭が2つある両生類トカゲ・ガエル、ゲームポッド工場内でのカエルを解剖するシーンなどが印象的でした。背中のバイオ・ポートを触るシーンはムズムズしてきました。現実とゲームの世界が分かりにくい展開で、ラストのどんでん返しには驚きましたが、結局どっちの世界だったのか考えてしまいます。
■評価:★★★☆☆
- 出版社/メーカー: ギャガ
- 発売日: 2007/07/06
- メディア: DVD
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