映画「消えた天使」

消えた天使

■邦題:消えた天使
■原題:THE FLOCK
■上映時間:105分
■製作国:アメリ
■ジャンル:サスペンス、ドラマ
■配給:ムービーアイ
■提供:バウアー・マルチネス・エンタテインメント
■公開:2007/08/04
■監督:アンドリュー・ラウ
■製作:アンドリュー・ラウ、フィリップ・マルチネス、ジェネット・カーン、ラリー・ラパポート、アダム・リッチマン、エリー・サマハ
■製作総指揮:デヴィッド・ゴートン、カリーヌ・ベール、ロバート・レヴィ、ドリュー・ラーナー、ピーター・シュウェリン、リュック・カンポ、アラン・レイサム
■脚本:ハンス・バウアー、クレイグ・ミッチェル
■撮影:エンリケ・シャディアック
■美術:レスター・コーエン
■衣装:デボラ・エヴァートン
■編集:マーティン・ハンター、トレイシー・アダムズ
■音楽:ガイ・ファーレイ
■字幕:風間綾平
■主演:リチャード・ギアクレア・デインズアヴリル・ラヴィーンケイディー・ストリックランド、レイ・ワイズ、ラッセル・サムズ、マット・シュルツ、クリスティーナ・シスコ、ドウェイン・バーンズ、エド・アッカーマン、フレンチ・スチュワート、他
■ストーリー:
18年間、性犯罪登録者の監察を続けてきた公共安全局のエロル・バベッジは退職を間近に控え、後任となるアリスン・ラウリーの指導を任される。2人で担当地域を巡回する中で、アリスンはバベッジの行き過ぎたやり方に反発を覚える。そんな中、若い女性が行方不明になったとの一報が入る。家出の可能性も取り沙汰されたが、バベッジだけは自分が監視し続けている登録者の中に犯人がいると確信、さっそくアリスンと共に犯人の追跡を開始するが…。
■感想:
2007年55本目の劇場鑑賞です。「インファナル・アフェア」「頭文字[イニシャル]D THE MOVIE」アンドリュー・ラウ監督作品。性犯罪歴の登録とその公開という性犯罪の件数が多いアメリカ特有の制度を背景に、性犯罪者を監視する一人の監察官が足を踏み入れる現代社会が抱える深い闇を大胆に描き出す。「インファナル・アフェア」シリーズのアンドリュー・ラウ監督がハリウッド進出第一弾です。全体の雰囲気は「セブン」を思い出します。公共安全局で性犯罪登録者を監視するバベッジを演じているリチャード・ギアはこれまでのイメージとは正反対でした。切断マニアという本が出てきますが、本当にあるのでしょうか?そして、生きた人間の手足を切断して性的興奮を得る気持ちが理解できません。狼に襲われるシーンもありますが、なんか中途半端でした。あそこまで調教されている狼は初めてです。ベアトリス演じるアヴリル・ラヴィーンの出番はそんなにありませんでした。ラストでバベッジが怪物にならずによかったです。
■評価:★★★☆☆