映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」
■邦題:ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
■上映時間:98分
■製作国:日本
■ジャンル:SF
■配給:クロックワークス、カラー
■公開:2007/09/01
■監督:摩砂雪、鶴巻和哉
■総監督:庵野秀明
■演出:原口浩
■原作:庵野秀明
■脚本:庵野秀明
■撮影監督:福士享
■美術監督:加藤浩、串田達也
■編集:奥田浩史
■音楽:鷺巣詩郎
■CGI監督:鬼塚大輔、小林浩康
■キャラクターデザイン:貞本義行
■テーマソング:宇多田ヒカル
■メカニックデザイン:山下いくと
■メカニック作画監督:本田雄
■効果:野口透
■作画監督:松原秀典、黄瀬和哉、奥田淳、もりやまゆうじ
■色彩設定:菊地和子
■制作:スタジオカラー
■総作画監督:鈴木俊二
■特技監督:増尾昭一
■新作画コンテ:樋口真嗣、京田知己
■声の主演:緒方恵美、林原めぐみ、三石琴乃、山口由里子、 立木文彦、清川元夢、他
■ストーリー:
内向的な14歳の少年・碇シンジは、父・ゲンドウと3年ぶりの再会を果たす。彼はそこで、ゲンドウから極秘裏に開発された巨大な人型兵器“人造人間エヴァンゲリオン初号機”を見せられ、謎の敵“使徒”との戦いを強要される。最初は反発するものの、女性パイロット綾波レイの重傷を目のあたりにして、ついに自ら出撃を決意する。そして、何の訓練も受けないまま初号機に乗り込み、いきなり使徒と対峙するシンジだったが…。
■感想:
2007年61本目の劇場鑑賞です。公開翌日観ました。摩砂雪、鶴巻和哉監督作品。95年のTV放映当時、それまでのロボット・アニメとは一線を画したミステリアスな世界観と深いキャラクター造型が波紋を呼び、若い世代を中心に熱狂的な支持を集め、今なおアニメの枠を越えて様々な分野に影響を及ぼし続ける伝説のSFアニメを、“REBUILD(再構築)”というアプローチで製作する新たなる劇場版。全四部作となる“新劇場版”の第1作。TVアニメの1話〜6話までのストーリーやセリフ、カットが全く同じなので、全く新しいヱヴァンゲリヲンを期待して観ると肩透かしになるかも知れません。しかし、全て映像が綺麗になって、最先端のデジタル技術が繰り出す映像は見応えありました。使徒との戦闘の演出は迫力があり見応え十分です。クライマックスのヤシマ作戦は見応えがあり面白かったです。TV版と違ったのはラストで早くもカヲル君が登場したくらいだと思います。今後の展開もやっぱり気になります。劇場版「機動戦士ZガンダムⅠ〜Ⅲ」もこれくらいの映像レベルにして欲しかったと思います。
■評価:★★★★☆