映画「デス・プルーフ in グラインドハウス」

デス・プルーフ in グラインドハウス

■邦題:デス・プルーフ in グラインドハウス
■原題:Quentin Tarantino's Death Proof
■上映時間:113分
■製作国:アメリ
■ジャンル:アクション、ホラー、サスペンス
■配給:ブロードメディア・スタジオ
■提供:ブロードメディア・スタジオ
■公開:2007/09/01
■監督:クエンティン・タランティーノ
■製作:クエンティン・タランティーノロバート・ロドリゲス、エリザベス・アヴェラン、エリカ・スタインバーグ
■製作総指揮:ボブ・ワインスタインハーヴェイ・ワインスタイン
■脚本:クエンティン・タランティーノ
■撮影:クエンティン・タランティーノ
■美術:スティーヴ・ジョイナー
■衣装:ニナ・プロクター
■編集:サリー・メンケ
■字幕:松浦美奈
■主演:カート・ラッセルロザリオ・ドーソンローズ・マッゴーワンシドニー・ターミア・ポワチエゾーイ・ベル、マイケル・パークス、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ヴァネッサ・フェルリト、ジョーダン・ラッド、トレイシー・トムズ、マーリー・シェルトン、ニッキー・カット、イーライ・ロスクエンティン・タランティーノ、他
■ストーリー:
テキサス州オーステインの人気DJ、ジャングル・ジュリアは気の置けない仲間たちとバーへ繰り出し、女の子だけの会話に花を咲かせていた。そんな彼女たちを、ドクロマークの不気味な車を駆る顔に傷のある謎の中年男、スタントマン・マイクが秘かにつけ回していた…。14ヵ月後、テネシー州で映画の撮影に参加していたスタントウーマンのゾーイ。彼女は空き時間を利用して、仲間たちとある計画を実行する。それは、売りに出されていた憧れの車、映画「バニシング・ポイント」に登場した70年代型ダッジ・チャレンジャーに試乗しスタントライドを楽しむこと。さっそくボンネットに乗り、危険なスタントを始めるゾーイ。やがてそんな彼女たちを、あの男スタントマン・マイクが、新たな獲物に見定め襲いかかるのだったが…。
■感想:
2007年60本目の劇場鑑賞です。「グラインドハウス」の“U.S.A.バージョン”を観ました。「キル・ビル 」「キル・ビル Vol.2」のクエンティン・タランティーノ監督作品。元スタントマンが、愛車を凶器にセクシー美女たちを次々に血祭りに上げるさまと、そんな恐怖の殺人鬼に敢然と立ち向かうスタントウーマンとの壮絶な死闘をCGに頼らない迫真のカー・アクション満載で描く痛快スラッシャー・ムービー。タイトルのデス・プルーフは耐死仕様の意味で、シボレーを耐死仕様に改造してあります。ボンネットのドクロマークが好きです。スタントマン・マイク演じるカート・ラッセルは良かったです。クエンティン・タランティーノ監督の作品独特であるセリフの多さが気になりました。古い映画の話が多く出てきたのでついていける人が少ないと思います。後半のゾーイ・ベルのボンネット上でのスタントは見ていてドキドキしました。ゾーイ・ベルは「キル・ビル」でユマ・サーマンのスタントを務めた人です。ラストの「THE END」の絶妙なタイミングは最高でした。今までにないオチで館内は盛り上がり拍手が起こりました。
■評価:★★★★☆