映画「さらば、ベルリン」

さらば、ベルリン

■邦題:さらば、ベルリン
■原題:THE GOOD GERMAN
■上映時間:108分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ドラマ、ミステリー、サスペンス
■配給:ワーナー・ブラザース映画
■提携:バーチャル・スタジオス
■制作:セクション・エイト
■公開:2007/09/22
■監督:スティーヴン・ソダーバーグ
■製作:ベン・コスグローヴ、グレゴリー・ジェイコブズ
■製作総指揮:ベンジャミン・ウェイスブレン、フレデリック・W・ブロスト
■原作:ジョゼフ・キャノン
■脚本:ポール・アタナシオ
■撮影:ピーター・アンドリュース
■美術:フィリップ・メッシーナ
■衣装:ルイーズ・フログリー
■編集:メアリー・アン・バーナード
■音楽:トーマス・ニューマン
■字幕:石田泰子
■主演:ジョージ・クルーニーケイト・ブランシェットトビー・マグワイアボー・ブリッジス、トニー・カラン、リーランド・オーサー、ジャック・トンプソン、ロビン・ワイガート、ラヴィル・イシアノフ、他
■ストーリー:
1945年、ベルリン。ヨーロッパの戦後処理を話し合うポツダム会談の取材のため、ベルリンにやって来たアメリカ人ジャーナリスト、ジェイク・ゲイスメール。彼には戦前、ベルリン駐在の記者をしていた時代があり、その時、人妻のレーナと不倫の関係にあった。レーナのことが忘れられないジェイクだったが、2人は思いがけない再会を果たす。レーナは、ジェイクの運転手をしている米軍兵士、タリーの恋人となっていたのだ。彼女の変貌ぶりに戸惑いを隠せないジェイクだったが、そんな矢先、タリーが謎の死を遂げる。事件に疑問を抱き真相究明に乗り出すジェイクは、やがて国家を巻き込んだ巨大な陰謀へと行き着くが…。
■感想:
2007年65本目の劇場鑑賞です。公開当日観ました。「トラフィック」「オーシャンズ11」のスティーヴン・ソダーバーグ監督作品。40年代ハリウッド黄金期の名作のスタイルを踏襲して描き出す全編モノクロ映像による歴史ミステリー・サスペンス。モノクロ映像は観て初めて知りました。作品は40年代の「カサブランカ」「第三の男」「汚名」といった名画の伝統にのっとったスタイルで撮影されていました。カメラのレンズも当時のを使ったり、カメラも1台という徹底したのは凄いと思います。勿論CGも使わずに全てスタジオ内のオープンセットで撮影されていました。終戦直後のベルリンの雰囲気が良く描かれていました。音楽も40年代の雰囲気が出ていて良かったです。
■評価:★★★☆☆