映画「SF/ボディ・スナッチャー」

SF/ボディ・スナッチャー

■邦題:SF/ボディ・スナッチャー
■原題:INVASION OF THE BODY SNATCHERS
■上映時間:115分
■製作国:アメリ
■ジャンル:SF、サスペンス
■配給:ユナイテッド・アーティスト
■製作:ユナイテッド・アーティスト
■公開:1979/10
■監督:フィリップ・カウフマン
■製作:ロバート・H・ソロ
■原作:ジャック・フィニイ
■脚本:W・D・リクター
■撮影:マイケル・チャップマン
■特殊メイク:トム・バーマン、エドワルド・ヘンリック
■特殊効果:ラス・ヘッセイ、デル・ラウメ
■音楽:デニー・ザイトリン
■主演:ドナルド・サザーランドブルック・アダムスレナード・ニモイジェフ・ゴールドブラム、ヴェロニカ・カートライト、アート・ヒンドル、レリア・ゴルドーニ、ケヴィン・マッカーシードン・シーゲル、他
■ストーリー:
サンフランシスコの州公衆衛生調査官であるマシューは、ある日、同僚のエリザベスから奇妙な相談を受けた。彼女の恋人で歯科医のジェフの様子がおかしく、以前の彼とは別人のようだという。一時的なものだと彼女を慰めたマシューだったが、それをきっかけに、彼の周囲で不思議なことが続いた。行きつけのクリーニング店の主人からも、妻が別人のようになったと訴えられた。翌日、マシューの家に、エリザベスが駆けこんで来た。ジェフが見知らぬ人間たちと密会しており、しかも、ジェフを含めた彼らは、人間らしい感情というものを持ち合せていないように思われたという。エリザベスを知り合いの精神病理学者のデイビッドに会わせたマシューは、そこでエリザベスのような患者が殺到しているのを目にし、ただ事ではないことを確信した。
■感想:
ミネソタ大強盗団」のフィリップ・カウフマン監督作品。「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」(56)のリメイク。次々と友人や隣人が侵略者と入れ替わっていく恐怖を描く。オリジナルは未見です。侵略者は一斉に侵略するのではなく、徐々に侵略していく展開が怖かったです。「スター・トレック」でお馴染みのミスター・スポックを演じるレナード・ニモイが出演していました。特殊メイクが良く出来ていて、巨大な莢の中で形成されていく人間モドキのシーンはリアルでした。一番印象的なのは、終盤に登場する人面犬です。何故に人面犬が登場するのかは不明ですが、インパクトがありました。人間だと思われない方法は無表情にするだけでいいので、意外にバカな侵略者かもしれません。助かるかなと思っていたエリザベスも侵略されました。ラストでマシューも侵略されているのが分かるシーンは驚きました。
■評価:★★★★☆

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