映画「アース<日本語吹替版>」

アース<日本語吹替版>

■邦題:アース<日本語吹替版>
■原題:EARTH
■上映時間:96分
■製作国:ドイツ、イギリス
■ジャンル:ドキュメンタリー
■配給:ギャガ・コミュニケーションズ
■提供:ギャガ・コミュニケーションズ
■公開:2008/01/12
地球、公開。
この地球に、ダイブ。
生命のパレード。

■監督:アラステア・フォザーギルマーク・リンフィールド
■製作:アリックス・ティドマーシュ、ソフォクレス・タシオリス
■脚本:デヴィッド・アッテンボローアラステア・フォザーギルマーク・リンフィールド
■撮影:リチャード・ブルックス・バートン、アンドリュー・シラビーア、マイケル・ケレム、牟田俊大、他
■編集:マーティン・エルスバリー
■音楽:ジョージ・フェントン
■録音:ケイト・オプキンス
■字幕:風間綾平
■ナレーション:パトリック・スチュワート
■ナレーションナレーション(日本語版):渡辺謙
■ストーリー:
50万年前、まだ若い地球に巨大な隕石が衝突した。その影響は大きく、地球の地軸は23.5度も傾いてしまう。しかしこの傾きがあったからこそ、地球には四季のうつろい、寒暖の差、そして生命が生み出されることになったのだ。そんな傾きと太陽の光が作り上げた地球の姿を、北極から南極へと旅をしながら見ていこう。まずは北極に住むホッキョクグマの親子の様子から……。
■感想:
2008年2本目の劇場鑑賞です。「ディープ・ブルー」のアラステア・フォザーギル監督、マーク・リンフィールド監督デビュー作品。5年もの歳月と莫大な予算を投じ、最新の撮影機材・映像技術を駆使して撮り上げられた神秘に満ちた大自然の景観と、野生生物が繰り広げる生と死のドラマの決定的瞬間を捉えた未だかつてない映像の数々が、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の荘厳な音楽に乗せて映し出されていく。制作5年、撮影日数のべ4500日、ロケ地全世界200ヶ所以上というのは凄いです。ホッキョクグマから始まり、アフリカゾウ、ザトウクジラ、トナカイ、ホオジロザメ、ホッキョクオオカミなど様々な動物たちが登場しますが、主役はあくまで地球なので、動物と地球の映像が散漫に思えました。面白かったシーンは、パプアニューギニアの極楽鳥の求愛ダンスシーンや、オシドリのヒナが地面から9mくらいの高さから飛び降りるシーンです。スーパースローモーションで撮影されたホオジロザメが水面から飛び上がるシーンや、餓死寸前のホッキョクグマがセイウチに襲い掛かるシーンは迫力ありました。地球が危機に瀕している事、地球が素晴らしい惑星である事を見せてくれました。
■評価:★★★★☆