映画「エイリアン4」

■邦題：エイリアン4
■原題：ALIEN: RESURRECTION
■上映時間：107分
■製作国：アメリカ
■ジャンル：SF、アクション
■配給：20世紀フォックス映画
■公開：1998/04/25
1979年、遭遇
1986年、決戦
1992年、消滅
1998年・・・
あなたは「復活」を目撃する。
■監督：ジャン＝ピエール・ジュネ
■製作：ゴードン・キャロル、デヴィッド・ガイラー、ウォルター・ヒル、ビル・バダラート
■脚本：ジョス・ウェドン
■撮影：ダリウス・コンジ
■美術：ナイジェル・フィリップス
■衣装：ボブ・リングウッド
■編集：ハーヴ・シナイド
■音楽：ジョン・フリッゼル
■字幕：戸田奈津子
■主演：シガーニー・ウィーヴァ、ウィノナ・ライダー、ロン・パールマン、ダン・ヘダヤ、J・E・フリーマン 、ブラッド・ドゥーリフ、マイケル・ウィンコット、ドミニク・ピノン、ゲイリー・ドゥーダン、レイモンド・クルツ、リーランド・オーサー、キム・フラワーズ、他
■ストーリー：
冥王星の近くに停泊する宇宙船オーリガ号。200年前にエイリアン・クイーンの幼生を体内に宿したまま自らの命を絶ったリプリーのクローンが再生され体内のエイリアンが取りだされた。ペレズ将軍の指揮下、エイリアンは生物兵器として利用されようとしていたのだ。クローンのリプリーは過去の記憶だけではなくエイリアンの持つ凶暴さと運動性も引き継いでいた。密輸船ベティ号がオーリガ号に到着する。ベティ号の積み荷は冷凍睡眠中に誘拐してきた宇宙船のクルーたちだった。ベレズ将軍は彼らをエイリアンの宿主にしようとしていたのだ。
■感想：
「デリカテッセン」「ロスト・チルドレン」のジャン＝ピエール・ジュネ監督作品。凶悪な寄生生命体と人間との死闘を描くSFホラーのシリーズ第4作。ウィノナ・ライダーが共演というのが話題になってました。前作のラストでリプリーは溶鉱炉の中に身を投じて亡くなったのですが、宇宙船に残されたDNAからリプリーのクローンを開発。リプリーの体からエイリアンを摘出するといった展開は無理があるように思えました。ジャン＝ピエール・ジュネ監督独特のゴシック調の映像美が秀逸です。ロン・パールマン、ブラッド・ドゥーリフ、マイケル・ウィンコットなど個性のあるキャスティングも魅力的でした。エイリアンとガラス越しににらみ合うブラッド・ドゥーリフがいい味でしてました。水中を泳ぐエイリアンも斬新で印象的でした。エイリアン・クイーンが人間とエイリアンのハーフである新世代のニューボーン・エイリアンを産み出すシーン、クライマックスでニューボーン・エイリアンが宇宙空間に吸い込まれていくシーンは必見です。
■評価：★★★☆☆

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