映画「レッドクリフ Part I」

レッドクリフ Part I

■邦題:レッドクリフ Part I
■原題:RED CLIFF
■上映時間:145分
■製作国:アメリカ、中国、日本、台湾、韓国
■ジャンル:歴史劇、アクション、ドラマ
■配給:東宝東和、エイベックス・エンタテインメント
■提供:エイベックス・エンタテインメント東宝東和
■公開:2008/11/01
帝国が、襲ってくる。
信じる心、残っているか。

■監督:ジョン・ウー
■アクション監督:コリー・ユン
■製作:テレンス・チャン、ジョン・ウー
■製作総指揮:ハン・サンピン、松浦勝人、ウー・ケボ、千葉龍平、チン・ウェン・ハン、キム・ウデク、ユ・ジョンフン、ジョン・ウー
■脚本:ジョン・ウー、カン・チャン、コー・ジェン、シン・ハーユ
■撮影:リュイ・ユエ、チャン・リー
■美術:ティム・イップ
■衣装:ティム・イップ
■編集:アンジー・ラム、ヤン・ユンホー、ロバート・A・フェレッティ
■音楽:岩代太郎
■字幕:戸田奈津子
■主演:トニー・レオン金城武チャン・フォンイーチャン・チェンヴィッキー・チャオフー・ジュン中村獅童、リン・チーリン、ユウ・ヨン、ホウ・ヨン、バーサンジャプ、ザン・ジンシェン、トン・ダーウェイ、ソン・ジア、チャン・サン、他
■ストーリー:
西暦208年。帝国を支配する曹操は、いよいよ劉備軍、孫権軍の征討に向け80万の大軍を率いて南下を開始した。最初の標的となった劉備軍はわずか2万。撤退が遅れ、曹操軍に追いつかれてしまい全滅の危機に。しかし、関羽張飛の活躍でどうにか逃げ延びることに成功する。軍師の孔明は、劉備に敵軍である孫権との同盟を進言、自ら孫権のもとへと向かう。しかし、孫権軍では降伏論が大勢を占めており、孔明は若き皇帝孫権の説得に苦心する。そんな時、孔明孫権軍の重臣魯粛の導きで、孫権が兄と慕う司令官・周瑜と面会することに。最初は互いに警戒心を抱いていたものの、次第に2人は相手への尊敬と信頼を深めていく。
■感想:
2008年67本目の劇場鑑賞です。公開翌日観ました。「M:I-2」「フェイス/オフ」のジョン・ウー監督作品。三国志の有名なエピソード“赤壁の戦い”を全2部作で描く歴史スペクタクル巨編の前編。ジョン・ウー監督渾身の三国志の映画化です。原作は未読です。映画が始まる前に非常に分かり易い説明があるので、原作を知らない方でもすんなり映画に入っていけるのは良かったです。字幕で毎回、役柄表示が入るのは分かりやすくて良かったです。孫権の3人の武将がカッコよくてめっちゃ強かったので、3人だけで十分ではないのではと思うほどでした。クライマックスの「九官八卦の陣」での戦闘シーンは迫力があって見応えありましたが、ここぞという見せ場では、ジョン・ウー監督の演出でおなじみのアップ&スローモーションで描かれていました。この作品でもジョン・ウー監督作品でおなじみの白いハトが後半に重要な役割を持って登場します。2009年4月公開のPart ?も楽しみです。
■評価:★★★★☆