映画「フィクサー」

フィクサー

■邦題:フィクサー
■原題:MICHAEL CLAYTON
■上映時間:120分
■製作国:アメリ
■ジャンル:サスペンス、犯罪、ミステリー
■配給:ムービーアイ
■公開:2008/04/12
フィクサー】……弁護士事務所に所属する“もみ消しのプロ”。
男は、完璧に罪を消せるはずだった……。
■監督:トニー・ギルロイ
■製作:シドニー・ポラック、ジェニファー・フォックス、スティーヴン・サミュエルズ、ケリー・オレント
■製作総指揮:スティーヴン・ソダーバーグジョージ・クルーニー、ジェームズ・ホルト、アンソニー・ミンゲラ
■脚本:トニー・ギルロイ
■撮影:ロバート・エルスウィット
■美術:ケヴィン・トンプソン
■衣装:サラ・エドワーズ
■編集:ジョン・ギルロイ
■音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
■主演:ジョージ・クルーニートム・ウィルキンソンティルダ・スウィントンシドニー・ポラック、マイケル・オキーフ、デニス・オヘア、ジュリー・ホワイト、オースティン・ウィリアムズ、ジェニファー・ファン・ダイク、メリット・ウェヴァー、ロバート・プレスコット、ケヴィン・ヘイガン、ショーン・カレン、デヴィッド・ランズベリー、ケン・ハワード、デヴィッド・ザヤス、テリー・セルピコ、他
■ストーリー:
ニューヨークの大手法律事務所ケナー・バック&レディーンに所属するマイケル・クレイトン。公に出来ない案件を裏で穏便に処理する“フィクサー”を長年務めている彼は、かつての弁護士職に戻るタイミングを失い、問題山積の私生活でも、ついには従兄弟が抱えた8万ドルにも及ぶ借金を肩代わりする羽目に陥っていた。そんな中、巨大農薬会社U・ノース社に対する3000億円の集団訴訟でU・ノース社の弁護を担当していた同僚のトップ弁護士アーサーが、原告との大詰めの協議の最中、突然服を脱ぎ出すという奇行に出てクライアントを困惑させてしまう。そこで上司から事態の収拾を任されたマイケルだったが、やがてアーサーがU・ノースを敗北に導く決定的証拠を掴んでいることを知ってしまう。一方、U・ノース社の敏腕女性弁護士カレンもこの緊急事態に対処するため秘かに行動を開始するが…。
■感想:
トニー・ギルロイ監督デビュー作品。護士事務所に所属しながら“もみ消し屋=フィクサー”として生きる男の苦悩を緊迫感溢れるタッチで描く。マイケル・クレイトン演じるジョージ・クルーニーが渋くてカッコよかったです。映画自体は地味で淡々と描かれていて娯楽性はありませんでした。展開自体にもそれほど驚きがなかったのは残念でした。気になったのは、マイケル・クレイトン車が爆発して身に着けている物全てを車に入れていましたが、死体がないことは一目瞭然だと思います。アカデミー賞助演女優賞を受賞したティルダ・スウィントンがラストで狼狽える姿は良かったです。
■評価:★★★★☆

フィクサー [DVD]

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