映画「Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼」

Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼

■邦題:Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼
■原題:MR. BROOKS
■上映時間:120分
■製作国:アメリ
■ジャンル:サスペンス、犯罪
■配給:プレシディオ
■公開:2008/05/24
富も名声も手にいれた男
彼が殺人鬼であることは、誰も知らない

■監督:ブルース・A・エヴァンス
■製作:ケヴィン・コスナージム・ウィルソン、レイノルド・ギデオン
■製作総指揮: サム・ナザリアン、アダム・ローゼンフェルト、マーク・シャバーグ、トーマス・アウグスバーガー
■脚本:レイノルド・ギデオン、ブルース・A・エヴァンス
■撮影:ジョン・リンドレー
■プロダクションデザイン:ジェフリー・ビークロフト
■衣装デザイン:ジュディアナ・マコフスキー
■編集:ミクロス・ライト
■音楽:ラミン・ジャヴァディ
■主演:ケヴィン・コスナーデミ・ムーア、デイン・クック、ウィリアム・ハート、マージ・ヘルゲンバーガー、ダニエル・パナベイカーレイコ・エイルスワース、ルーベン・サンチャゴ=ハドソン、アイシャ・ハインズ、リンゼイ・クローズ、ジェイソン・ルイス、マット・シュルツ、他
■ストーリー:
オレゴン州ポートランド。ある日、若いカップルの全裸死体が発見される。現場に残されていた血のりの指紋から、女性刑事アトウッドは“指紋の殺人鬼”と呼ばれる連続殺人犯が2年の沈黙を破り再び動き出したことを知る。実は、その殺人鬼の正体は、地元でも指折りの名士として知られる実業家、アール・ブルックスだった。家族思いの好人物と評判の彼は、その裏で殺人の衝動を抑えられず残忍な人殺しを繰り返していた。しかし、そんな彼の二重生活についに綻びが生じてしまう。カップル殺害の際、その一部始終を一人の青年によって隠し撮りされていたのだった。
■感想:
「カフス!」のブルース・A・エヴァンス監督作品。成功したビジネスマンにして良き家庭人でありながら殺人の衝動を抑えられない連続殺人鬼を演じるサスペンス。アール・ブルックス演じるケヴィン・コスナーと女性刑事アトウッド演じるデミ・ムーアの共演作品ですが、電話で会話した程度で最後まで同じスクリーン場に顔を会わせることなく終わりました。アール・ブルックスの実業家と殺人鬼とのギャップがあまりないのが残念でした。カップル殺害の一部始終を一人の青年によって隠し撮りされてましたが、全く危機感が感じられませんでした。一番の見応えのあるシーンは、ケヴィン・コスナーウィリアム・ハートのやりとりくらいでした。ラストもビックリする展開になりますが、結局のところ夢オチで終わりました。
■評価:★★☆☆☆