映画「DRAGONBALL EVOLUTION」

DRAGONBALL EVOLUTION

■邦題:DRAGONBALL EVOLUTION
■原題:DRAGONBALL EVOLUTION
■上映時間:87分
■製作国:アメリ
■ジャンル:アドベンチャー、アクション
■配給:20世紀フォックス映画
■公開:2009/03/13
伝説は、現実のものとなる。
■監督:ジェームズ・ウォン
■製作:スティーヴン・チョウ
■製作総指揮:鳥山明、ティム・ヴァン・レリム
■原作:鳥山明
■脚本:ベン・ラムジー
■撮影:ロバート・マクラクラン
■プロダクションデザイン:ブルトン・ジョーンズ
■編集:マシュー・フリードマン、クリス・ウィリンガム
■音楽:ブライアン・タイラー
■字幕:松崎広
■主演:ジャスティン・チャットウィンエミー・ロッサム、ジェームズ・マースターズ、ジェイミー・チャン田村英里子、パク・ジュンヒョン、チョウ・ユンファ、ランダル・ダク・キム、アーニー・ハドソン、他
■ストーリー:
7つ全てを手にした者はどんな願いでも叶うというドラゴンボール。亡き祖父の遺志を継ぎ、世界中に散らばったそのドラゴンボールを探す旅を続ける孫悟空。彼は旅の途中で天才少女ブルマと出会い、2人は協力してドラゴンボール探しを続ける。そんな中、地球には、ドラゴンボールを手にして世界征服を企むピッコロ大魔王の脅威が迫っていた。武術の達人・亀仙人はピッコロの力に対抗すべく悟空の武術の才能に目を付ける。やがて、亀仙人の下で厳しい修行を重ね、次第にその秘めたる能力を開花させていく悟空だったが…。
■感想:
2009年14本目の劇場鑑賞です。公開当日レイトショーで観ました。「ファイナル・デッドコースター」「ザ・ワン」のジェームズ・ウォン監督作品。日本が世界に誇る鳥山明の人気コミックをハリウッドで実写映画化したアクション・アドベンチャー。期待せずに見たのですが、想像以上に酷かったです。孫悟空、ブルマ、ピッコロ大魔王、チチ、亀仙人ヤムチャといったおなじみのキャラクターが登場しますが、ドラゴンボールではありませんでした。亀仙人を演じるチョウ・ユンファはやる気を感じられませんでした。良かったのはチチ演じるジェイミー・チャンが可愛かったぐらいでした。封印されていたピッコロ大魔王も説明のないまま、何事もなかったように封印から目覚めていました。ドラゴンボールと違う作品として観ても、演出が酷かったです。ハリウッド最新VFXを駆使したいる割には見せ場のアクションも中途半端で見応えがありませんでした。せめて、孫悟空対ピッコロ大魔王は「マトリックス リローデッド」くらいのアクションを見せて欲しかったです。ジェームズ・ウォン監督はアクション映画監督には向いてないと思います。原作のファンの方にはお勧め出来ません。単なるB級アクション映画でした。
■評価:★☆☆☆☆