映画「バンコック・デンジャラス」

バンコック・デンジャラス

■邦題:バンコック・デンジャラス
■原題:BANGKOK DANGEROUS
■上映時間:100分
■製作国:アメリ
■ジャンル:サスペンス、アクション
■配給:プレシディオ
■提供:プレシディオ
■公開:2009/05/09
暗殺成功率:99%
完全無欠の暗殺者、ジョー。
唯一のミスが、全てを狂わせていく。

■監督:オキサイド・パン、ダニー・パン
■製作:ジェイソン・シューマン、ウィリアム・シェラック、ニコラス・ケイジ、ノーム・ゴライトリー
■製作総指揮:アンドリュー・フェッファー、デレク・ドーチー、デニス・オサリヴァン、ベン・ウェイスブレン
■脚本:ジェイソン・リッチマン
■オリジナル脚本:オキサイド・パン、ダニー・パン
■撮影:デーチャー・スリマントラ
■プロダクションデザイン:ジェームズ・ニューポート
■編集:マイク・ジャクソン、カーレン・パン
■音楽:ブライアン・タイラー
■字幕:川又勝利
■主演:ニコラス・ケイジ、シャクリット・ヤムナーム、チャーリー・ヤン、ペンワード・ハーマニー、他
■ストーリー:
完璧な計画、痕跡の隠滅、契約の遵守、という“殺しのルール”を自らに徹底し、仕事のたびに雇うアシスタントさえも消してしまう冷酷な暗殺者ジョー。世界中で依頼を請け負い、完璧にターゲットを仕留めてきたが、腕が鈍る前に一線から身を引くことを決意。そして、最後の仕事に臨むため、バンコックに降り立つのだった。4件の暗殺依頼を受けたジョーは、いつものようにまず地元のアシスタント、コンを雇い、さっそく1件目を片付ける。またそんな中、耳の不自由な女性フォンと出会い、いっとき張り詰めた警戒心を解くジョー。こうして、第2、第3の依頼も難なく完遂し、いよいよ最後の標的へ。しかし、この時かつてない違和感を覚えるのだった。それでもこれが人生最後と心に決め、引き金を引こうとするジョーだが…。
■感想:
2009年29本目の劇場鑑賞です。公開当日劇場で観ました。「ゴースト・ハウス」のオキサイド・パン、ダニー・パン監督作品。バンコックにやってきた完璧主義者の冷酷な殺し屋が、引退を前に引き受けた暗殺依頼で犯した一つのミスが命取りとなり、追いつめられていくさまを哀切感溢れるタッチで描き出す。オリジナル版の「レイン」は未見です。ニコラス・ケイジが冷酷な暗殺者ジョーを演じていますが、あまり冷酷な暗殺者に見えませんでした。完璧な計画で行うハズですが、子供に銃を持っている所を目撃されたり、観光客の多い水上マーケットで暗殺を行うのは、どうかと思います。クライマックスの戦いも暗すぎて分かり辛かったのが残念でした。冷酷な殺し屋がルールを破るとダメです。
■評価:★★☆☆☆