映画「バビロン A.D.」

バビロン A.D.

■邦題:バビロン A.D.
■原題:BABYLON A.D.
■上映時間:90分
■製作国:アメリカ、フランス、イギリス
■ジャンル:アクション、SF
■配給:20世紀フォックス映画
■公開:2009/05/09
人類の運命を握る男
謎の女を連れて、地球を横断する。

■監督:マチュー・カソヴィッツ
■製作:イーラン・ゴールドマン
■製作総指揮:アヴラム・ブッチ・カプラン、デヴィッド・ヴァルデス
■原作:モーリス・G・ダンテック
■脚本:エリック・ベナール、マチュー・カソヴィッツ
■撮影:ティエリー・アルボガスト
■プロダクションデザイン:ソーニャ・クラウス、ポール・クロス
■編集:ベンジャミン・ヴァイル
■音楽:アトリ・オーヴァーソン
■字幕:林完治
■主演:ヴィン・ディーゼルミシェル・ヨーメラニー・ティエリー、ランベール・ウィルソンマーク・ストロングジェラール・ドパルデューシャーロット・ランプリングジェロム・レ・バンナ、ジョエル・カービー、ダヴィッド・ベル、他
■ストーリー:
セルビア。大金と引き替えにあらゆる危険な仕事をこなす凄腕の傭兵トーロップ。彼は、国際的マフィアのボス、ゴルスキーから、ある若い娘を6日間でアメリカに運ぶ、という依頼を受ける。その際に用意されたパスポートを使えば入国不可能な祖国アメリカに戻れることから、トーロップにとっては新たな人生を見出すチャンスでもあった。さっそくモンゴルへ向かったトーロップは、新興宗教団体ノーライト派の修道院で運ぶべき美少女オーロラと対面。彼女は一度も外界と触れずに育てられ、神秘的な雰囲気を漂わせていた。さらにオーロラの厳格な保護者であるシスター・レベッカも同行し、いよいよ3人でアメリカへの地球横断の旅が始まる。しかし、行く先々でオーロラの特殊な能力を目の当たりにしたトーロップは彼女の素性に不審を抱き、やがて驚愕の事実を知ることになる…。
■感想:
2009年30本目の劇場鑑賞です。公開翌日劇場で観ました。「クリムゾン・リバー」「ゴシカ」のマチュー・カソヴィッツ監督作品。度重なる戦争で荒廃した近未来の地球を舞台に、人類の存亡を左右する少女を目的地まで運ぶ依頼を引き受けてしまった一匹狼の傭兵が、次々と降りかかる危機を切り抜けながら世界中を駆け巡り、邪悪な陰謀に立ち向かう。ヴィン・ディーゼルのアクション映画は久しぶりです。前半の荒廃した都市の映像は見応えがあってこの先の展開を期待しましたが、中盤から後半に向けて失速していきました。マーク・ストロングも思っていたより出番が少なくて残念でした。ロシアの難民キャンプでK-1ジェロム・レ・バンナが登場、ヴィン・ディーゼルとの対決がありましたが、これも中途半端でした。最後もこれで終わり?って感じだったので、消化不良のまま終わりました。
■評価:★★☆☆☆