映画「テラー トレイン」

テラー トレイン

■邦題:テラー トレイン
■原題:TRAIN
■上映時間:94分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ホラー
■配給:ムービーアイ
■公開:2009/05/02
地獄の車窓から──。
国境を越えるたび、恐怖は加速する──。

■監督:ギデオン・ラフ
■製作:レス・ウェルドン、ダニー・ラーナー
■製作総指揮:アヴィ・ラーナー、ボアズ・デヴィッドソン、ダニー・ディムボート、トレヴァー・ショート
■脚本:ギデオン・ラフ
■撮影:マルティナ・ラドワン
■プロダクションデザイン:カルロス・ダ・シルバ
■衣装デザイン:ジャニーナ・ベイコチェヴァ
■編集:アラン・ジャクボヴィッツ
■音楽:マイケル・ワンドマッチャー
■主演:ゾーラ・バーチ、ギデオン・エメリー、カヴァン・リース、デレク・マジャール、グロリア・ヴォトシス、トッド・ジェンセン、マイク・ストローブ、他
■ストーリー:
国際大会出場のため東ヨーロッパに遠征したインディアナ大学レスリングチーム。リトアニアでの試合を終えた夜、女子大生のアレックスとその仲間たちは無断でホテルを抜け出し夜遊びに興じた末、翌朝の列車に乗り遅れてしまう。途方に暮れる彼らだったが、偶然居合わせた親切な女性に同じ行き先の列車を教えてもらい、事なきを得たかに思われたが…。
■感想:
2009年31本目の劇場鑑賞です。レイトショーで観ました。「ブラックカーテン」のギデオン・ラフ監督作品。80年製作のサスペンス・ホラーをソーラ・バーチ主演でリメイク。東欧遠征にやって来たレスリングチームの学生たちが、偶然乗り込んだ列車の中で戦慄の恐怖に襲われていく。オリジナルの「テラー・トレイン」は未見です。基本的な設定が「ホステル」そっくりでした。相手の殺す目的だけは異なっていました。冒頭の解剖シーンを観て本編を期待して観ると、スプラッタ描写は控えめなので肩透かしにあうと思います。走行中の列車という逃れられない状況をいわゆる密室ととらえ、その中で恐怖を表現していく点はなかなか面白いと思います。クライマックスのゾーラ・バーチの怒りの反撃はスッキリとさせてくれます。
■評価:★★★☆☆