映画「ラスト・ブラッド」

ラスト・ブラッド

■邦題:ラスト・ブラッド
■原題:BLOOD: THE LAST VAMPIRE
■上映時間:91分
■製作国:香港、フランス
■ジャンル:アクション、ホラー
■配給:アスミック・エース
■公開:2009/05/29
斬り開く──
私の運命

■監督:クリス・ナオン
■アクション監督:コリー・ユン
■製作:ビル・コン、アベル・ナミアス
■原作:Production I.G
■脚本:クリス・チョウ
■撮影:プーン・ハンサン
■美術:ネイサン・アマンドソン
■衣装:コンスタンサ・バルドゥッシ、シャンディ・ルイフンシャン
■編集:マルコ・キャヴェ
■音楽:クリント・マンセル
■字幕:松浦美奈
■主演:チョン・ジヒョンアリソン・ミラー小雪リーアム・カニンガム、JJ・フェイルド、倉田保昭コリン・サーモン、マイケル・バーン、マシエラ・ルーシャ、ラリー・ラム、他
■ストーリー:
戦国時代、大量に流された人の血によって力を得た種族“オニ”。以来、400年以上にわたって続く人類とオニとの戦い。そして、ベトナム戦争が混迷を深める1970年、オニの前に一人の少女が現われる。日本刀だけを武器に、たった一人でオニ退治を続ける16歳の少女サヤ。彼女の目的は全てのオニの起源である“オニゲン”を倒すこと。それは、殺された父の仇討ちだった。オニの殲滅を目的に創設された秘密組織の手引きで、オニの活動が活発化しているアメリカ空軍関東基地内の高校に潜入したサヤ。彼女はそこで、同級生のアリスをオニの襲撃から救い出す。やがて2人は行動を共にするようになるが…。
■感想:
2009年35本目の劇場鑑賞です。公開翌日レイトショーで観ました。「キス・オブ・ザ・ドラゴン」「エンパイア・オブ・ザ・ウルフ」ののクリス・ナオン監督作品。セーラー服少女が日本刀を手にヴァンパイアとの死闘を繰り広げるProduction I.G製作アニメ「BLOOD THE LAST VAMPIRE」を、実写映画化したバイオレンス・アクション・ホラー。日本製コンテンツの実写化の成功例がないだけに一抹の不安を感じましたが、思っていたよりはマシだったと思います。アクションシーンは「ブレイド」や「アンダーワールド:エボリューション」を意識して作られたようにも思えます。カトウ扮装する倉田保昭と忍者の格好をしたオニゲンとのバトルは、なかなか見ごたえがあり良かったです。
■評価:★★★☆☆