映画「ザ・スピリット」

■邦題：ザ・スピリット
■原題：THE SPIRIT
■上映時間：103分
■製作国：アメリカ
■ジャンル：アクション、サスペンス、犯罪
■配給：ワーナー・ブラザース映画
■公開：2009/06/06
最大の敵こそ、真実。
■監督：フランク・ミラー
■製作：デボラ・デル・プレト、ジジ・プリッツカー、マイケル・E・ウスラン
■製作総指揮：ベンジャミン・メルニカー、スティーヴン・マイヤー、ウィリアム・リシャック、マイケル・パセオネック、マイケル・バーンズ
■原作：ウィル・アイズナー
■脚本：フランク・ミラー
■撮影：ビル・ポープ
■視覚効果スーパーバイザー：スチュー・マシュウィッツ
■アートディレクション：ロザリオ・プロベンサ
■衣装：マイケル・デニソン
■編集：グレゴリー・ナスバウム
■音楽：デヴィッド・ニューマン
■字幕：林完治
■主演：ガブリエル・マクト、サミュエル・L・ジャクソン、エヴァ・メンデス、スカーレット・ヨハンソン、ジェイミー・キング、サラ・ポールソン、ダン・ローリア、パス・ベガ、ルイス・ロンバルディ、スタナ・カティック、フランク・ミラー、エリック・バルフォー、ダニエル・ハバート、ジョニー・シモンズ、セイチェル・ガブリエル、マイケル・ミルホーン、他
■ストーリー：
殺害されるも奇跡的に甦った刑事デニー・コルトは、以来マスクで顔を隠しながら犯罪に立ち向かう“スピリット”として愛する街セントラル・シティを守り続けていた。しかし、彼は死同然の状態から復活出来る自身の謎について未だ分からぬまま。そんなある夜、最凶の犯罪者“オクトパス”がウォーターフロントの泥地で何やら怪しい取引に及んでいることを聞きつけ、現場へ駆けつけるスピリット。そして2人が壮絶な死闘を繰り広げる中、オクトパス腹心の部下シルケンが海底から引き揚げた謎の品2つのうちの片方を持ち去っていく。やがて、もうひとつの品を手にしたのが世界で暗躍する魅惑の宝石泥棒サンド・サレフだと知るスピリット。サンドは彼の幼馴染みで初恋の相手だった。複雑な思いを胸に、謎の品を持つかつての恋人サンドと宿敵オクトパスを追うスピリットだが…
■感想：
2009年38本目の劇場鑑賞です。「シン・シティ」のフランク・ミラー監督作品。アメコミの巨匠ウィル・アイズナーの傑作コミックを斬新な映像で実写化したアクション・サスペンス。殺されたあと謎の復活を遂げた元刑事の仮面ヒーロー“スピリット”が、妖艶な女性たちに囲まれながら街に蔓延る凶悪犯罪に立ち向かうさまを多彩なキャスト陣でスタイリッシュに描き出す。原作は未読です。「シン・シティ」みたいなのを期待して観ると肩透かしにあうと思います。エロス、バイオレンスとも中途半端でした。主人公はスピリット扮するガブリエル・マクトなんですが、敵のオクトパス扮するサミュエル・L・ジャクソンの方がインパクトあり過ぎて目立っていました。存在感が薄いスピリットでした。ギャグが多いのは意外でした。ラストでオクトパスが大爆発しますが、その爆発の煙の形がオクトパスだったのは笑えました。オクトパスの指が残っていましたが、続編もあるのでしょうか？
■評価：★★☆☆☆

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