映画「96時間」

96時間

■邦題:96時間
■原題:TAKEN
■上映時間:93分
■製作国:フランス
■ジャンル:アクション、サスペンス
■配給:20世紀フォックス映画
■公開:2009/08/22
父の愛が、
パリの街を暴走する。

■監督:ピエール・モレル
■製作:リュック・ベッソン
■製作総指揮:ディディエ・オアロ
■脚本:リュック・ベッソン、ロバート・マーク・ケイメン
■撮影:ミシェル・アブラモヴィッチ
■プロダクションデザイン:ユーグ・ティサンディエ
■衣装デザイン:オリヴィエ・ベリオ
■編集:フレデリック・トラヴァル
■音楽:ナサニエル・メカリー
■字幕:松浦美奈
■主演:リーアム・ニーソンマギー・グレイスリーランド・オーサージョン・グライス、デヴィッド・ウォーショフスキー、ケイティ・キャシディ、ホリー・ヴァランスファムケ・ヤンセン、ザンダー・バークレイ、オリヴィエ・ラブルダン、ジェラール・ワトキンス、ニコラス・ジロー、カミーユ・ジャピ、ゴラン・コスティッチ、他
■ストーリー:
アメリカ政府の秘密工作員として家庭を顧みずに幾多のミッションをこなしてきたブライアン・ミルズ。現在は一線を退き、ボディガードのバイトなどで小銭を稼ぎながらカリフォルニアで孤独な日々を過ごしていた。そんなある日、別れた妻レノーアと一緒に彼女の再婚相手である資産家のもとで暮らすひとり娘キムの17歳の誕生パーティーが開かれ、ブライアンもお祝いに訪れる。やがて、親友アマンダと海外旅行へ行きたいというキムに押し切られ、不安ながらもパリ行きを承諾するブライアン。しかし、現地のキムから電話が掛かってきた時、不安が現実のものとなる。彼女たちの滞在するアパルトマンに突然謎の一味が乱入し、アマンダが拉致されたのだ。さらには、その一部始終を伝えていたキムも一味に連れ去られてしまう事態に。ブライアンはかつての自分を甦らせ、キムの奪還と犯人への復讐を決意。事件発生から96時間を過ぎると被害者の救出が不可能という事例データを念頭に単身パリへ飛び、長年培ったスキルを活用しながら捜索を開始する。そして、キムたちをさらったアルバニア系の人身売買組織の中枢へ怒濤のごとく踏み込んでいくのだが…。
■感想:
2009年51本目の劇場鑑賞です。公開当日劇場で観ました。「アルティメット 」のピエール・モレル監督作品。最愛の娘を海外旅行先で拉致された元秘密工作員の父親が非情な追跡者へと変貌、96時間というタイムリミットの中で、百戦錬磨のスキルを駆使しながら娘の救出に奔走するさまをスピーディーかつスリリングに描く。元秘密工作員のブライアン・ミルズ扮するリーアム・ニーソンの暴走ぶりは必見です。ジェイソン・ボーンばりの特殊能力が手際よく紹介されています。リーアム・ニーソンは一切容赦せず敵を石ころのようにかたづけていきます。驚いたのは、旧友の奥さんを容赦なく銃で撃つシーンでした。リーアム・ニーソンが手錠をかけられて、天井から吊るされるという唯一のピンチな展開も、次の瞬間には返り討ちで敵を倒す展開は面白かったです。
■評価:★★★★☆