映画「バッド・バイオロジー 狂った性器ども」

バッド・バイオロジー 狂った性器ども

■邦題:バッド・バイオロジー 狂った性器ども
■原題:BAD BIOLOGY
■上映時間:85分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ホラー、エロティック
■配給:キングレコード
■提供:キングレコード
■公開:2009/06/06
愛とオルガズムを求め、
暴れ狂う性器<アソコ>たち!

■監督:フランク・ヘネンロッター
■製作:R・A・ソーバーン
■製作総指揮:シェーン・L・ケスラー
■脚本:フランク・ヘネンロッター、R・A・ソーバーン
■撮影:ニック・ディーグ
■特殊メイクアップ・アーチスト:ゲイブ・バルタロス
■視覚効果:アル・マグリオシェッティ
■音楽:ジョシュ・グレイザー、プリンス・ポール
■編集:アルバート・カダブラ、スクーター・マックレー
■主演:チャーリー・ダニエルソン、アンソニー・スニード、他
■ストーリー:
NYの写真家ジェニファーは、7つのクリトリスを持ち、底なしの性欲を満足させるため、毎晩行きずりの男を漁っている。激しいエクスタシーに溺れて理性を失い、ベッドの上で相手の男を惨殺してしまうこともしばしば。しかも新陳代謝が活発すぎて、受精後数時間で子供を産み落としてしまう。それも決まって怪物のような奇形の胎児を。そんな彼女が全長24インチ(約61センチ)のペニスを持つ男・バッツと運命の出会いを果たした時、情欲と鮮血に彩られた恐るべき愛の惨劇が幕を開ける!
■感想:
2009年50本目の劇場鑑賞です。レイトショーで観ました。「バスケット・ケース」「フランケンフッカー」のフランク・ヘネンロッター監督作品。前人未踏の恐るべき荒唐無稽な狂気の愛の新世界を描く、世にも奇妙なアブノーマル“ラブ”ホラー。ジェニファー扮するチャーリー・ダニエルソンが悶えるシーンは、一昔のポルノ映画に見えました。バッツのペニスが独立して動き回るシーンは、「バスケット・ケース」兄貴が勝手に出て行ってしまうシーンをを思い出しますが、フランク・ヘネンロッター監督の右腕的造型師、ゲイブ・バルタロスが創出する芸術的なペニス・モンスターは必見です。ペニスが壁をぶち壊して家に侵入する描写がやたら丁寧に描かれていました。ペニスがタオルに隠れて襲う機会を窺っているシーンは笑えました。
■評価:★★★☆☆

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