映画「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」

ウルヴァリン:X-MEN ZERO

■邦題:ウルヴァリン:X-MEN ZERO
■原題:X-MEN ORIGINS: WOLVERINE
■上映時間:108分
■製作国:アメリ
■ジャンル:SF、アクション
■配給:20世紀フォックス映画
■公開:2009/09/11
■監督:ギャヴィン・フッド
■製作:ローレン・シュラー・ドナー、ラルフ・ウィンター、ヒュー・ジャックマン、ジョン・パレルモ
■製作総指揮:スタン・リー、リチャード・ドナー
■脚本:デヴィッド・ベニオフスキップ・ウッズ
■撮影:ドナルド・M・マカルパイン
■特殊メイク:アレック・ギリス、トム・ウッドラフ・Jr
■プロダクションデザイン:バリー・ロビンソン
■衣装デザイン:イーズ・ミンゲンバック
■編集:ニコラス・デ・トス、ミーガン・ギル
■音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
■主演:ヒュー・ジャックマンリーヴ・シュレイバーリン・コリンズダニー・ヒューストンテイラー・キッチュライアン・レイノルズ、ウィル・アイ・アム、ダニエル・ヘニー、ドミニク・モナハン、ケヴィン・デュランド、ジュリア・ブレイク、マックス・カレン、ピーター・オブライエン、アーロン・ジェフリー、アリス・パーキンソン、他
■ストーリー:
19世紀半ば、特殊な能力を持つ少年ローガンは、父親の身に起きた事件でその能力を覚醒させ、同じく超人的能力を持った兄ビクターと2人で支え合って生きることに。以来、野獣のような攻撃能力を持つビクターと両拳から飛び出す鉤爪を武器とするローガンは150年以上に渡り、兵士として幾多の戦場を駆け抜けてきた。そんな2人はある日、謎の軍人ストライカーが指揮する特殊部隊“チームX”にスカウトされる。しかし、ローガンはアフリカでの非人道的なミッションを巡ってビクターらメンバーと対立、チームを離脱する。6年後、ローガンは恋人ケイラと穏やかな日々を送っていた。ところが、そこへビクターが姿を現わしケイラを殺害、ローガンも圧倒的な力の前に重傷を負ってしまう。復讐に燃えるローガンは、ビクターの暴走を止めるため力を貸してほしいと言うストライカーに協力、最強の戦士になるための改造手術を受けるのだったが…。
■感想:
2009年57本目の劇場鑑賞です。公開翌日劇場で観ました。「ツォツィ」のギャヴィン・フッド監督作品。ウルヴァリンの誕生秘話誕生秘話に迫るSFアクション。少年時代に特殊能力を覚醒させ驚異的な肉体再生能力と戦闘能力を兼ね備えた主人公ローガンが、“ウルヴァリン”という名で生まれ変わり、悲しき過去を背負いながら宿命と復讐に立ち向かう波瀾の生き様を壮絶に描く。冒頭でローガンがアメリカの歴史的な戦争を兵士として駆け抜けてくる映像がダイジェストで描かれていましたが、それだけでも見応えありました。ウルヴァリンの誕生秘話も分かりやすく描かれていました。ウルヴァリン以外のキャラクターでは、セイバートゥースガンビットが登場していましたが、少年時代のサイクロップスも少し描かれていたのは嬉しかったです。ラストでなぜウルヴァリンが記憶喪失になったのかも解明されました。
■評価:★★★★☆