映画「ATOM」

ATOM

■邦題:ATOM
■原題:ASTRO BOY
■上映時間:95分
■製作国:香港、アメリ
■ジャンル:SF、アドベンチャー
■配給:角川映画角川エンタテインメント
■公開:2009/10/10
■監督:デヴィッド・バワーズ
■製作:マリアン・ガーガー
■製作総指揮:セシル・クレイマー、ケン・ツムラ、ポール・ワン、フランシス・カオ
■原作:手塚治虫
■脚本:ティモシー・ハリス、デヴィッド・バワーズ
■音楽:ジョン・オットマン
■声の主演:フレディ・ハイモアニコラス・ケイジビル・ナイクリステン・ベル、ユージン・レヴィ、ドナルド・サザーランドネイサン・レインサミュエル・L・ジャクソン、他
■声の主演(日本語吹替版):上戸彩役所広司、他
■ストーリー:
ロボットが全ての世話をしてくれる空中都市メトロシティ。ある日、科学省長官テンマ博士の息子トビーは、科学省の実験施設に潜り込み、実験中の事故に巻き込まれて命を落とす。悲しみに暮れるテンマ博士は、息子の姿と記憶を宿したロボットを製作する。しかし、所詮はロボット。息子の代わりにはならないと実感したテンマ博士は、トビーを追い出してしまう。荒廃した地上に降りてきたトビーは、人間たちと出会い、自ら“アトム”と名乗り、ロボットであることを隠して彼らと暮らし始める。そんな中、メトロシティのストーン大統領は、支持率回復を狙って地上との戦争を画策、アトムに内蔵された未来型エネルギー“ブルーコア”の兵器転用を目論みアトムの捜索に乗り出すのだった。
■感想:
2009年60本目の劇場鑑賞です。公開当日観ました。「マウス・タウン ロディとリタの大冒険」のデヴィッド・バワーズ監督作品。手塚治虫の大ヒット作『鉄腕アトム』を、イマジ・スタジオが映画化したフルCGアニメーション。吹き替え版しか上映していなかったので、吹き替え版で観ました。オリジナルキャストは、フレディ・ハイモアニコラス・ケイジビル・ナイドナルド・サザーランドネイサン・レインサミュエル・L・ジャクソンなど非常に豪華なのに字幕版で観たかったですが。しかし、思っていたよりは吹き替え版でも大丈夫でした。アトムの基本設定は原作を踏襲しつつ、アトムの動力が原子力からブルー・コアに変わってました。最新技術でフルCG化された映像はとても綺麗でした。ハムエッッグや窓拭きロボや、ヒゲオヤジやヒョウタンツギなど手塚作品ゆかりのサブキャラクターの登場など遊び心は良かったです。エンドロールの途中からアニメ版の主題歌が流れると涙が止まらなくなりました。
■評価:★★★★☆