映画「ソウ ザ・ファイナル 3D」

ソウ ザ・ファイナル 3D

■邦題:ソウ ザ・ファイナル 3D
■原題:SAW 3D
■上映時間:90分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ホラー
■配給:アスミック・エース
■公開:2010/10/30
ゲームの終焉
■監督:ケヴィン・グルタート
■製作:マーク・バーグ、オーレン・クールズ
■製作総指揮:ダニエル・ジェイソン・ヘフナー、ピーター・ブロック、ジェームズ・ワンリー・ワネル、ステイシー・テストロ、ジェイソン・コンスタンティン
■脚本:パトリック・メルトン、マーカス・ダンスタン
■撮影:ブライアン・ゲッジ
■プロダクションデザイン:トニー・イアーニ
■衣装デザイン:アレックス・カヴァナー
■編集:アンドリュー・クーツ
■音楽:チャーリー・クロウザー
■字幕:松浦美奈
■出演:トビン・ベルケイリー・エルウィズ、コスタス・マンディロア、ベッツィ・ラッセル、ショーン・パトリック・フラナリー、ジーナ・ホールデン、チャド・ドネッラ、ローレンス・アンソニー、ディーン・アームストロング、ナオミ・スニッカス、ジェームズ・ヴァン・パタン、他
■ストーリー:
ジグソウによる絶体絶命のゲームで何とか命を取り留めた数少ない生還者たちは、心に深い傷を負ったまま苦しんでいた。そんな時、自身も死のゲームを奇跡的に生き残った男、ボビー・デイゲンが現われ、現代のイコンとしてマスメディアを賑わす。彼のもとには救済を求める生還者たちが集まってくる。一方、ジグソウの妻ジルが仕掛けた罠をどうにか切り抜けたホフマン刑事。後継者争いに決着をつけるべくジルに迫っていく。そして、遂に迎えた終焉の時。はたして、最後に“ゲームオーバー”を告げるのは誰なのか?
■感想:
2010年53本目の劇場鑑賞です。公開翌日劇場で観ました。「ソウ6」のケヴィン・グルタート監督作品。死のゲームがいよいよ終焉へと向かうさまをシリーズ7作目にして初となる驚異の3D映像で放つシチュエーション・スリラーの完結編。佳境を迎えたジグソウの後継者争いの行方を軸に、再び繰り広げられていく理不尽な殺人ゲームの数々が描かれていく。3D版でしたが、字幕版があって良かったです。ソウの最後は今流行の3D版でしたが、3Dにして良かったとは思うことなく2D版でよかったのでは?と思います。今まで触れなかったのですが、ドクター・ゴードンが登場する時点で勘のいい人ならオチは読めてしまうと思います。ここまで引っ張っといてドクター・ゴードンがあまり生かさせてなかったのは残念。ホフマン刑事の仕掛けるワナもどんどんエスカレートして、一人で出来るのかと疑問ですが、話の展開も今までと同じで驚きはありませんでした。ホフマン刑事のオチは生ぬるくて納得できない方も多いと思います。ラストだけ初心に戻ったのかな?
■評価:★★★☆☆

映画「エクスペンダブルズ」

エクスペンダブルズ

■邦題:エクスペンダブルズ
■原題:THE EXPENDABLES
■上映時間:103分
■製作国:アメリ
■ジャンル:アクション、サスペンス
■配給:松竹
■提供:ポニーキャニオン、松竹
■公開:2010/10/16
最強無敵
凄い男たちが魂で見せる、巨大なる興奮と感動。

■監督:シルヴェスター・スタローン
■製作:アヴィ・ラーナー、ジョン・トンプソン、ケヴィン・キング・テンプルト
■製作総指揮:ダニー・ディムボート、ボアズ・デヴィッドソン、トレヴァー・ショート、レス・ウェルドン
■原案:デヴィッド・キャラハム
■脚本:シルヴェスター・スタローン、デヴィッド・キャラハム
■撮影:ジェフリー・キンボール
■プロダクションデザイン:フランコ=ジャコモ・カルボーネ
■衣装デザイン:リズ・ウォルフ
■編集:ケン・ブラックウェル、ポール・ハーブ
■音楽:ブライアン・タイラー
■字幕:林完治
■出演:シルヴェスター・スタローンジェイソン・ステイサムジェット・リーミッキー・ロークドルフ・ラングレンエリック・ロバーツランディ・クートゥア、スティーヴ・オースティン、デヴィッド・ザヤス、ジゼル・イティエ、カリスマ・カーペンター、ゲイリー・ダニエルズテリー・クルーズブルース・ウィリスアーノルド・シュワルツェネッガー、アミン・ジョセフ、セーニョ・アモアク、ハンク・エイモス、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ、他
■ストーリー:
軍用銃のエキスパートであるバーニー・ロス率いる少数精鋭の凄腕傭兵軍団“エクスペンダブルズ”。ソマリアでの人質救出作戦を鮮やかに成功させた彼らに対し、さっそく新たな依頼が舞い込む。それは、南米の島国ヴィレーナを牛耳る独裁者ガルザ将軍の抹殺というかつてない困難な大仕事だった。すぐさま現地へ視察に向かったバーニーは、ガルザの実の娘でありながら民衆の苦境を見かねて反政府活動に乗り出したサンドラと出会う。その後アメリカに戻ったバーニーは、次第に見えてきたCIAの薄汚い思惑に嫌気がさして仕事から降りてしまう。その一方で、気丈に戦い続けるサンドラのことが放っておけず、単身でヴィレーナへ乗り込もうとするバーニーだったが…。
■感想:
2010年52本目の劇場鑑賞です。「ロッキー・ザ・ファイナル」「ランボー 最後の戦場」のシルヴェスター・スタローン監督作品。監督・主演を務めるシルヴェスター・スタローンが、ハリウッドのアクション映画を彩ってきたビッグ・スターたちを、一堂に結集して撮り上げた痛快アクション大作。自ら消耗品“エクスペンダブルズ”と名乗る命知らずの最強傭兵軍団が、陰謀渦巻く軍事独裁政権の転覆に乗り出し、壮絶な死闘を繰り広げるさまを怒濤の超絶アクション満載で描き出す。夢のような映画が現実となり、蒼々たるアクション・スターの顔ぶれは魅力的。このキャスティングだけで大満足。ストーリーがどうだとか言うレベルではない。銃撃戦あり、肉弾戦あり、カーアクションありと、派手なアクション満載で大満足。少しだけだが、シルヴェスター・スタローンの映画に、アーノルド・シュワルツェネッガーブルース・ウィリスが登場するのは嬉しい。欲を言えば、強敵の敵を用意して欲しかった。面子が強すぎて消耗品になってない。
■評価:★★★★★

映画「ナイト&デイ」

ナイト&デイ

■邦題:ナイト&デイ
■原題:KNIGHT AND DAY
■上映時間:109分
■製作国:アメリ
■ジャンル:アクション
■配給:20世紀フォックス映画
■公開:2010/10/09
ワイルドな誘惑。スイートな衝撃。
■監督:ジェームズ・マンゴールド
■製作:トッド・ガーナー、キャシー・コンラッド、スティーヴ・ピンク、ジョー・ロス
■製作総指揮:アーノン・ミルチャン、E・ベネット・ウォルシュ
■脚本:パトリック・オニール
■撮影:フェドン・パパマイケル
■プロダクションデザイン:アンドリュー・メンジー
■衣装デザイン:アリアンヌ・フィリップス
■編集:クインシー・Z・ガンダーソン、マイケル・マカスカー
■音楽:ジョン・パウエル
■字幕:松浦美奈
■出演:トム・クルーズキャメロン・ディアスピーター・サースガードヴィオラ・デイヴィスポール・ダノ、ジョルディ・モリャ、フォーク・ヘンチェル、マギー・グレイス、デイル・ダイ、マーク・ブルカス、レニー・ロフティン、セリア・ウェストン、ガル・ギャドット、他
■ストーリー:
カンザスから住まいのボストンへの帰路に発とうとしていたジューンは、空港でロイと名乗る男性とぶつかる。彼とは機内でも近くの席になり、そのハンサムな笑顔に胸をときめかせるジューン。しかし、彼女が化粧室に入った瞬間、ロイは機内に潜んでいた敵一味と大乱闘を繰り広げる。そして、何も知らず席に戻ってきたジューンにパイロットを殺したことを告げると、パニックに陥る彼女をあやしながら見事に飛行機を不時着させるのだった。それ以来、ジューンが危険な目に遭うたび、どこからともなく救出に現われるロイ。そんな中、ジューンは彼がカンザスの研究所から重要な試作品を盗んだとしてCIAに追われる身であると知らされる。それでも彼女は自分の身を守ってくれるロイと行動を共にし、世界各地で過激な局面を切り抜けつつ事の真相を追究していくのだが…。
■感想:
2010年51本目の劇場鑑賞です。公開翌日劇場で観ました。「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」「3時10分、決断のとき」のジェームズ・マンゴールド監督作品。2010年51本目の劇場鑑賞です。公開翌日劇場で観ました。「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」「3時10分、決断のとき」のジェームズ・マンゴールド監督作品。平凡なヒロインがスパイの男と出逢ってしまったことから世界中をめぐる壮絶な逃走劇に巻き込まれていくさまと、2人の間に芽生えるロマンスの行方をコミカルかつスタイリッシュに描く。2010年10月6日(水)の“トムの日”に先行上映している。空港で出会った男と女が逃走劇を繰り広げ、次第に恋に落ちるというアクション・ラブコメ王道。カッコ良くて強すぎるトム・クルーズに、可愛くて面白すぎるキャメロン・ディアス。本作はトムとキャメロンのための映画である。無敵で何でもありのトムと、キャーキャーと騒ぐキャメロンに耐えられるなら問題なし。スパイ映画だが、“007”みたいに真面目なスパイ映画ではない。アクション映画として見れば楽しめるが、コミカル風に味付けされているので、コメディ映画としても楽しめる。世界各国の名所を舞台に、ド派手な銃撃戦とカーチェイスを見せてくれる。キャメロン・ディアスの赤いビキニ姿も拝めたりするおまけ付き。
■評価:★★★★☆

映画「バイオハザード IV アフターライフ」

バイオハザード IV アフターライフ

■邦題:バイオハザード IV アフターライフ
■原題:RESIDENT EVIL: AFTERLIFE
■上映時間:97分
■製作国:アメリ
■ジャンル:アクション、SF、ホラー
■配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■公開:2010/09/10
新たな物語は「東京」から始まる。
■監督:ポール・W・S・アンダーソン
■製作:ジェレミー・ボルト、ポール・W・S・アンダーソン 、ロバート・クルツァー、ドン・カーモディ、ベルント・アイヒンガー、サミュエル・ハディダ
■製作総指揮:マーティン・モスコウィック、ヴィクター・ハディダ
■脚本:ポール・W・S・アンダーソン
■撮影:グレン・マクファーソン
■視覚効果監修:デニス・ベラルディ
■プロダクションデザイン:アーヴ・グレイウォル
■衣装デザイン:デニース・クローネンバーグ
■編集:ニーヴン・ハウィー
■音楽:トムアンドアンディ
■字幕:太田直子
■出演:ミラ・ジョヴォヴィッチアリ・ラーター、キム・コーツ、ショーン・ロバーツ、セルヒオ・ペリス=メンチェータ、スペンサー・ロック、ボリス・コジョー、ウェントワース・ミラーシエンナ・ギロリー、ケイシー・バーンフィールド、フルヴィオ・セセラ、他
■ストーリー:
東京に降り立ったアリス。彼女の目的は、アンデッドが溢れかえるなか、いまもなお秘かに活動を続けるアンブレラ社の地下施設。すぐさま潜入を開始し、中枢へと迫っていく。その後、東京を後にしたアリスは、クレアたちが待つアラスカへと向かい、やがて、生存者たちの唯一の希望である“アルカディア号”の手がかりを求めてロサンジェルスへ。彼女はそこで、無数のアンデッドに包囲された刑務所に逃げ遅れた生存者たちがいることを知る。彼らを脱出させるため、自ら刑務所の中へと飛び込んでいくアリスだったが…。
■感想:
2010年50本目の劇場鑑賞です。公開翌日レイトショーで観ました。「エイリアンVS. プレデター」「デス・レース」のポール・W・S・アンダーソン監督作品。T-ウイルスに感染したアンデッドが地球規模で増殖していくなか、生存者の救出に奔走するアリスとアンブレラ社との新たなる戦いを、迫力の最新3D技術で描き出す。「バイオハザード」シリーズの4作品目ですが、もはや原作とはかけ離れているし、ジャンルもホラーではなく、SFアクションになってました。3Dで撮影され、3Dで編集された完全3Dの本作だけあって、3Dの演出も多く銃弾、薬莢、破片、手裏剣、血潮、オノなどが画面から飛び出してきます。ゲーム版「バイオハザード5」のカット割りやショットの構成をすべてそのまま再現した戦闘シーンもありました。処刑マジニや住民マジニが登場するが、何の説明もないし、意外と弱かったのが残念。アルバート・ウェスカー役がジェイソン・オマラから、ショーン・ロバーツに代わってましたが、ウェスカーも思っていたよりは弱かったので残念。
■評価:★★★☆☆

映画「ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD」

ONE PIECE FILM ワンピースフィルム 

■邦題:ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD
■上映時間:113分
■製作国:日本
■ジャンル:アドベンチャー
■配給:東映
■公開:2009/12/12
強者のみが生き残る!!
■監督:境宗久
■製作総指揮:尾田栄一郎
■企画:柴田宏明
■原作:尾田栄一郎
■脚本:上坂浩彦
■キャラクターデザイン:佐藤雅将
作画監督:佐藤雅将
■CG監督:西川和宏
■クリーチャーデザイン:尾田栄一郎
美術監督:脇威志
■美術設定:佐藤正浩
色彩設計:辻田邦夫
■音楽:田中公平
■主題歌:Mr.Children
■コスチュームデザイン:尾田栄一郎
■ストーリー:尾田栄一郎
■声の出演:田中真弓中井和哉岡村明美山口勝平平田広明大谷育江山口由里子矢尾一樹、チョー、竹中直人北島康介皆藤愛子、他
■ストーリー:
旅を続けるルフィ一行に故郷の危機という報せが伝わる。さっそく“東の海(イーストブルー)”に戻ろうとするが、突然空から謎の海賊船が現われる。乗っていたのは悪魔の実の能力者で恐るべき伝説の海賊“金獅子のシキ”だった。ナミは連れ去られ、空から振り落とされたルフィたちは見たこともない凶暴な生物が跋扈する空飛ぶ島々で散り散りとなってしまうが…。
■感想:
DVDで鑑賞。「ONE PIECE ワンピース 夢のサッカー王!」の境宗久監督作品。劇場版10作目という節目を記念して原作者の尾田栄一郎自ら製作総指揮を務め、初めて映画ストーリーも描き下ろし、伝説の海賊に仲間を奪われたルフィたちの決死の戦いを描く。原作は未読です。本作の特徴は、過去の劇場版と比べ原作者・尾田栄一郎が密接に関わっている点だと思います。冒頭で尾田栄一郎がデザインした個性のあるクリーチャーが色々と登場するのですが、そのクリーチャーの強さの見せ方が上手かったです。麦わら一味のメンバーも個性があるキャラクターが多くて楽しめました。主人公のルフィはゴム人間というのは知っていましたが、今回初めてゴム人間の強さを知りました。ワンピースの原作を知らなくても楽しめる内容だと思います。
■評価:★★★☆☆

ワンピースフィルム ストロングワールド 【DVD】

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映画「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」

特攻野郎Aチーム THE MOVIE

■邦題:特攻野郎Aチーム THE MOVIE
■原題:THE A-TEAM
■上映時間:118分
■製作国:アメリ
■ジャンル:アクション、アドベンチャー
■配給:20世紀フォックス映画
■公開:2010/08/20
デカいこと
ヤローぜ。

■監督:ジョー・カーナハン
■製作:リドリー・スコットトニー・スコット、ジュールズ・ダリー、スティーヴン・J・キャネル、アレックス・ヤング、イアイン・スミス、スパイク・セルディン
■キャラクター創造:スティーヴン・J・キャネル、フランク・ルポ
■脚本:ジョー・カーナハン、ブライアン・ブルーム、スキップ・ウッズ
■撮影:マウロ・フィオーレ
■プロダクションデザイン:チャールズ・ウッド
■衣装デザイン:ベッツィ・ハイマン
■編集:ロジャー・バートン、ジム・メイ
■音楽:アラン・シルヴェストリ
■字幕:林完治
■出演:リーアム・ニーソンブラッドリー・クーパークイントン・“ランペイジ”・ジャクソンジェシカ・ビールシャールト・コプリーパトリック・ウィルソン、ジェラルド・マクレイニー、ヘンリー・ツェーニー、ユル・ヴァスケス、ブライアン・ブルーム、モーリー・スターリング、テリー・チェン、オマリ・ハードウィック、ダーク・ベネディクト、ドワイト・シュルツ、他
■ストーリー:
奇抜な戦略家のハンニバルをリーダーに、二枚目のフェイス、怪力のB.A.、パイロットのマードックら米軍のバラエティーに富んだ精鋭で結成された特殊部隊“Aチーム”。それから8年後、数々の特殊ミッションを遂行してきた彼らは、すでに米軍の生ける伝説と化していた。そんな中、盗んだ米ドル紙幣の原版をバグダッドから運び出そうとしているゲリラ集団を一掃し、原版の奪還に成功するAチーム。だがその直後、将軍が突然爆死に遭い、原版もその混乱に乗じた何者かに持ち去られてしまう。罠に嵌められたと気づくも時すでに遅く、全員が階級を剥奪されたうえ、監獄送りとなるAチームの面々。しかし半年後、あの原版で印刷された紙幣が見つかったとの情報を掴んだハンニバルは脱獄に及び、3人と合流する。こうしてここに再結成し、この一件の黒幕を突き止めたAチームは、汚名返上へ逆襲に転じるのだが…。
■感想:
2010年49本目の劇場鑑賞です。「NARC ナーク」「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」のジョー・カーナハン監督作品。1980年代に日本でも人気を博したアメリカの同名TVシリーズをスクリーンへと昇華したアクション・エンターテインメント。ひょんなことから結成された個性的な特殊部隊4人組の破天荒な活躍を痛快かつスリリングに描き出す。TVシリーズの「特攻野郎Aチーム」は知ってますが、内容はあまり覚えていません。TVシリーズの映画化なので、TV版でお馴染みの台詞やお約束が随所に出て、TVシリーズのファンの方なら楽しめるのはもちろんだが、まったく知らないからといって楽しめないというわけでもない。TVシリーズを知らなくても大丈夫なようになっているのは嬉しい。ハンニバルの作戦と、その実行をほぼ同時に描くという見せ方には面白く、アクションの派手さは見応え十分。是非スクリーンで観て頂きたいです。笑えるシーンもありました。エンドロールのあとも続きがありますのでお見逃し無く。
■評価:★★★★☆

映画「魔法使いの弟子」

魔法使いの弟子

■邦題:魔法使いの弟子
■原題:THE SORCERER'S APPRENTICE
■上映時間:110分
■製作国:アメリ
■ジャンル:アクション、ファンタジー、アドベンチャー
■配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
■提供:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ジェリー・ブラッカイマー・フィルムズ
■公開:2010/08/13
この夏、ディズニーが贈るNY魔法大戦争
■監督:ジョン・タートルトーブ
■製作:ジェリー・ブラッカイマー
■製作総指揮:トッド・ガーナー、ニコラス・ケイジ、マイク・ステンソン、チャド・オマン、ノーマン・ゴライトリー、バリー・ウォルドマン
■原案:マット・ロペス、ローレンス・コナー、マーク・ローゼンタール
■脚本:ダグ・ミロ、カルロ・バーナード、マット・ロペス
■撮影:ボジャン・バゼリ
■視覚効果監修:ジョン・ネルソン
■プロダクションデザイン:ナオミ・ショーハン
■衣装デザイン:マイケル・カプラン
■編集:ウィリアム・ゴールデンバーグ
■音楽:トレヴァー・ラビン
■字幕:石田泰子
■出演:ニコラス・ケイジ、ジェイ・バルシェル、アルフレッド・モリナテリーサ・パーマーモニカ・ベルッチ、トビー・ケベル、オマー・ベンソン・ミラー、アリス・クリーグ、ジェイク・チェリー、ペイトン・リスト、ニコール・インガー、他
■ストーリー:太古より人間の知らないところで魔法使い同士の戦いが繰り広げられていた。今は亡き善なる魔法使いマーリンの弟子バルサザールは、恋人の魔法使いヴェロニカの犠牲により、1000年以上に渡りどうにか幽閉している邪悪な魔法使い“モルガナ”にとどめを刺し、戦いを終わらせることができるマーリンの後継者となる“選ばれし者”を探していた。ところが現代のニューヨークで、ついに見つけた“選ばれし者”は、テスラコイルの研究に没頭する気弱な物理オタクの大学生、デイヴだった。バルサザールは混乱するデイヴを強引に自分の弟子にして、彼の秘めたる力を覚醒させるべく特訓を開始するが…。
■感想:
2010年48本目の劇場鑑賞です。「ナショナル・トレジャー」「ナショナル・トレジャーリンカーン暗殺者の日記」のジョン・タートルトーブ監督作品。ディズニー・アニメ「ファンタジア」の“魔法使いの弟子”パートをモチーフに、現代のニューヨークを舞台に勃発した善と悪の魔法使いによる最終決戦の行方と、そこに巻き込まれた一人の青年の運命を描く。「ナショナル・トレジャー」の監督、制作、出演のトリオが再結集した作品。物理学オタクの青年、デイヴ扮するジェイ・バルシェルなんですが、どう見てもしょぼすぎだと思います。少年の時とギャップがあったので驚きました。デイヴが何本ものモップに魔法をかけて、研究所を掃除させるシーンは、アニメ版のミッキーマウスの城の地下室を彷ふつさせる。魔法を駆使したアクションシーンは見応えあります。中でもチャイナタウンでドラゴンの山車が暴れだすシーンは見応えありました。エンドロールのあとも続きがありますのでお見逃し無く。
■評価:★★★★☆