映画「コール」

コール

■邦題:コール
■原題:TRAPPED
■上映時間:106分
■製作国:アメリ
■ジャンル:サスペンス、犯罪
■配給:ギャガ=ヒューマックス
■公開:2003/12/20
■監督:ルイス・マンドーキ
■製作:ルイス・マンドーキ、ミミ・ポーク・ギトリン
■製作総指揮:マーク・キャントン、ニール・キャントン、リック・ヘス、ハンノ・ヒュース、グレン・バラード
■原作:グレッグ・アイルズ
■脚本:グレッグ・アイルズ
■撮影:フレデリック・エルムズ、ピョートル・ソボチンスキー
■編集:ジェリー・グリーンバーグ
■音楽:ジョン・オットマン
■美術:リチャード・シルバート
■衣装:マイケル・カプラン
■字幕:林完治
■主演:シャーリーズ・セロンダコタ・ファニングスチュアート・タウンゼントケヴィン・ベーコンコートニー・ラヴ、プルイット・テイラー・ヴィンス、スティーヴ・ランキン、ゲイリー・チョーク、コリーン・キャンプ、他
■ストーリー:
オレゴン州ポートランド。カレンは夫で将来有望の麻酔医ウィルと6歳の娘アビーの3人で幸せな生活を送っていた。だがウィルがシアトルへ出張した日、カレンの前に見知らぬ不審な男が現われる。その男ジョーは、彼の仲間がアビーを誘拐したことをカレンに告げ、30分ごとの連絡を怠るとアビーは死ぬと脅し、彼女から抵抗の意志をそぐ。やがて、娘アビーは山小屋に、夫ウィルはシアトルのホテルの一室に監禁される。一味の計画は順調に進んでいるかに思われた。しかし、ジョーはカレンからアビーが死に至るほど重度の喘息を患っていると聞き動揺を覚える…。
■感想:
「ぼくの美しい人だから」のルイス・マンドーキ監督作品。原作はグレッグ・アイルズの全米ベストセラー小説「24時間」。3人家族を個別に誘拐、監禁し、24時間以内に身代金強奪を遂行する用意周到な犯罪一味と、誘拐された一家の攻防をスリリングに描いたクライム・サスペンス。ダコタ・ファニング演じるアビーは死に至るほど重度の喘息を患っているというが、それほど重度の喘息には見えなかった。それにダコタ・ファニングの存在感は思っていたより薄かったです。今まで一度の失敗もない犯人グループだが、娘が喘息ということで歯車が狂いだす。しかし見ている感じでは娘が喘息ということよりも油断しすぎで隙が多すぎだと思います。さっさと身代金をもらって逃げたらいいのにと思ったら、本当の目的が医療ミスで子供を殺された復讐も中途半端でした。誘拐させてる側の立場とは思えない行動もありました。ラストにセスナで道路に着陸するとうジェニングス先生の行動もちょっと。。物足りないサスペンスでした。
■評価:★★☆☆☆