映画「ウォーター・ホース」

ウォーター・ホース

■邦題:ウォーター・ホース
■原題:THE WATER HORSE: LEGEND OF THE DEEP
■上映時間:112分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー、ファミリー
■配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■公開:2008/02/01
ネス湖に眠った、ひとりぼっちの二人の想い
一枚の写真”に隠された、壮大な感動秘話

■監督:ジェイ・ラッセ
■製作:ロバート・バーンスタイン、ダグラス・レイ、バリー・M・オズボーン、チャーリー・ライオンズ
■製作総指揮:チャールズ・ニューワース
■原作:ディック・キング=スミス
■脚本:ロバート・ネルソン・ジェイコブス
■撮影:オリヴァー・ステイプルト
■美術:トニー・バロウ
■衣装:ジョン・ブルームフィールド
■編集:マーク・ワーナー
■音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
■ナレーター:ブライアン・コックス
■字幕:戸田奈津子
■主演:アレックス・エテル、エミリー・ワトソンベン・チャップリンデヴィッド・モリッシー、他
■ストーリー:
第二次大戦下のスコットランド。母と姉との3人で暮らしながら、戦地へ赴いた父の帰りを待つ少年アンガス。そんな彼はある日、住まいのそばにあるネス湖で青く光る不思議な卵を発見、こっそり持ち帰るとやがて初めて目にする生き物が生まれるのだった。アンガスは間もなくなついたその生き物に“クルーソー”と名付け、家族にも内緒で育て続ける。そしてある時、クルーソーケルト人に古く伝わる“ウォーター・ホース”で本来水の中で生きる生物だと知ったアンガスは、クルーソーを仕方なくネス湖へ放すことに。その後もアンガスは大人たちの目を盗んでネス湖を訪れ、クルーソーと楽しいひとときを過ごすのだが…。
■感想:
2008年10本目の劇場鑑賞です。「マイ・ドッグ・スキップ」「炎のメモリアル」のジェイ・ラッセル監督作品。世界的に有名かつ物議を醸したネス湖の未確認動物写真をモチーフに著わした小説を映画化したハートフル・ファンタジースコットランドにまつわる伝説の生き物と少年の心温まる友情を最新VFX技術を駆使して描く。子供向きの映画だと思って観ましたが、ネス湖の未確認動物写真をモチーフにしたストーリーは、大人でも十分楽しめる内容でした。WETA・デジタルとWETA・ワークショップが制作したウォーター・ホースクルーソーの映像は必見です。子供のクルーソーブルドッグチャーチルの追いかけっこは、「トムとジェリー」みたいで面白かったです。クルーソー銅像のフリをするシーンは笑えました。クライマックスでブルドッグチャーチルクルーソーに食べられたのかどうか気になります。嘘のネッシーの写真を撮影している横で、本物のネッシーが悠然と泳いでいるシーンは面白かったです。ラストも感動的でした。
■評価:★★★★☆