映画「0093 女王陛下の草刈正雄」

■邦題：0093 女王陛下の草刈正雄
■上映時間：88分
■製作国：日本
■ジャンル：コメディ、アクション
■配給：エム・エフボックス
■公開：2007/10/13
愛という名の戦士…それがスパイ
■監督：篠崎誠
■プロデューサー：丹羽多聞アンドリウ
■脚本：加藤淳也
■撮影：伊澤昭彦
■美術：金勝浩一
■編集：佐野由里子
■音楽：遠藤浩二
■主題歌：草刈正雄
■効果：小山秀雄
■殺陣：秋永政之
■照明：梨本茂
■整音：野宮聡
■装飾：吉村昌悟
■録音：重松健太郎
■助監督：井上雄介
■主演：草刈正雄、黒川芽以、麻有、彩輝なお、和田聰宏、唐橋充、水野晴郎、森田正光、嶋田久作、森下能幸、諏訪太朗、中原和宏、内木英二、松澤仁晶、浜崎茜、角秀一、西歩見、砂央里、榎本有希、桜木涼介、林和義、他
■ストーリー：
二枚目俳優の草刈正雄は紛うかたなき大スター。だがそれは世間をあざむく表の顔。真の正体は女王陛下のもとで働く諜報部員、その名もコードナンバー“0093”だった。草刈自身がスパイである事実を忘れかけるほど板に付いたスターぶりだったが、そんなある日、20年ぶりに指令が下された。新たにテレビ局を開局するＩＴ企業社長・三輪嘉門が電波を使った国民の洗脳を企んでいるというのだ。さっそく陰謀の阻止に動き出す草刈だったが、その頃、愛娘の草刈麻有は、父親の反対を押し切って女優を目指し、なんと三輪の会社のイメージガールに選ばれてしまうのだった…。
■感想：
「刑事（デカ）まつり」「犬と歩けば　チロリとタムラ」の篠崎誠監督作品。主演に草刈正雄を迎え製作したスパイ・パロディ映画。二枚目俳優の草刈正雄の真の正体は女王陛下のもとで働く諜報部員だという設定が非常に面白いです。オープニングの草刈正雄が歌う「コードネームは0093」は耳に残ります。草刈正雄が従来のイメージを捨てておバカに徹している姿は良かったです。娘役は実の娘、麻有が出演しているのも見所の一つだと思います。コードナンバー“0093”の93の意味が不明が草刈の「くさ」だったり、水野晴郎が「シベリア超特急」のTシャツを着ていたり、Qの背中にアホと書いた紙が貼ってあったりと、笑えるシーンが多く最後まで笑わせてくれます。エンディングで全員が停止するシーンは映像を止めているのではなく、本当に止まっているのは凄かったです。
■評価：★★★★☆

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