映画「ファイナル・デスティネーション」

ファイナル・デスティネーション

■邦題:ファイナル・デスティネーション
■原題:FINAL DESTINATION
■上映時間:97分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ホラー
■配給:ギャガ=ヒューマックス
■公開:2001/01/20
■監督:ジェームズ・ウォン
■製作:グレン・モーガン、クレイグ・ペリー、ウォーレン・ザイド
■製作総指揮:リチャード・ブレナー、ブライアン・ウィッテン
■原案:ジェフリー・レディック
■脚本:グレン・モーガンジェームズ・ウォン、ジェフリー・レディック

■撮影:ロバート・マクラクラン
■編集:ジェームズ・コブレンツ
■美術:ジョン・ウィレット
■衣装:ジョリ・ウッドマン
■音楽:シャーリー・ウォーカー
■主演:デヴォン・サワ、アリ・ラーター、カー・スミス、クリステン・クローク、ダニエル・ローバック、アマンダ・デトマー、トニー・トッド、ショーン・ウィリアム・スコット、チャッド・E・ドネッラ、他
■ストーリー:
クラスメートや教師たちとフランスへの修学旅行に心ときめかせていたアレックス。そこは離陸寸前の飛行機の中。が、その瞬間、飛行機は大爆発……。それは夢だったが、これから飛行機が実際に離陸する直前で、あまりの恐怖にアレックスは“この飛行機は爆発する!”と叫びパニックに。結局、アレックスとその混乱に巻き込まれた6人を残して離陸した飛行機は実際に爆発してしまう……。運良く生き残った7人だったが、やがて彼らは次々に怪死を遂げていく……。
■感想:
公開当日劇場で観ました。ジェームズ・ウォン監督デビュー作品。姿の見えない“死”が人々を襲うサスペンスホラー。自分が乗った飛行機が爆発する夢を見て、離陸直前の飛行機から逃げ出したアレックスと6人のクラスメートに、次々と“死”の恐怖が襲い掛かる。殺人鬼がいないホラー。殺人鬼の代わりが“運命”という斬新な設定が面白い。予知夢で目覚めたアレックスのおかげで命拾いした人々が、“死”の運命には逆らえず次々に悲惨な死に方をする。予知夢で見た飛行機事故も見応えあり。いつ誰がどのように死ぬか推理するのが本作の醍醐味でもある。一人一人の殺し方が凝っていおり、死に方にもルールがないのが良かった。トニー・トッドが出演しているのも嬉しい。ストーリー展開もテンポ良く見応えのある作品である。
■評価:★★★★★