映画「プラダを着た悪魔」

プラダを着た悪魔

■邦題:プラダを着た悪魔
■原題:THE DEVIL WEARS PRADA
■上映時間:110分
■製作国:アメリ
■ジャンル:コメディ、ドラマ、ロマンス
■配給:20世紀フォックス映画
■公開:2006/11/18
■監督:デヴィッド・フランケル
■製作:ウェンディ・フィネルマン
■製作総指揮:ジョセフ・M・カラッシオロ・Jr、カーラ・ハッケン、カレン・ローゼンフェルト
■原作:ローレン・ワイズバーガー
■脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ
■撮影:フロリアン・バルハウス
■美術:ジェス・ゴンコール
■衣装:パトリシア・フィールド
■編集:マーク・リヴォルシー
■音楽:セオドア・シャピロ
■字幕:松浦美奈
■主演:メリル・ストリープアン・ハサウェイエミリー・ブラントスタンリー・トゥッチ、エイドリアン・グレニアー、トレイシー・トムズ、サイモン・ベイカー、リッチ・ソマー、ダニエル・サンジャタ、レベッカ・メイダー、デヴィッド・マーシャル・グラント、ジェームズ・ノートンジゼル・ブンチェン、ハイジ・クラム、他
■ストーリー:
大学を卒業し、ジャーナリストを目指してニューヨークへとやって来たアンディが就いた職業は、一流ファッション誌“RUNWAY”の編集長ミランダ・プリーストリーのアシスタント。オシャレにとことん疎い彼女は、それが次へのステップになればという程度に考えていた。だから、ミランダが何者かもまるで分かっていなかった。彼女こそは、その絶大な影響力に誰もが恐れおののくファッション界のカリスマだった。朝も夜もなく四六時中浴びせられるミランダの理不尽な命令に、いつしかアンディの私生活はめちゃくちゃに。恋人ネイトともすれ違いが続いてしまう。こうして、早くもくじけそうになるアンディだったが…。
■感想:
2006年67本目の劇場鑑賞です。「マイアミ・ラプソディー」のデヴィッド・フランケル監督。ローレン・ワイズバーガーの同名ベストセラー小説を映画化したおしゃれなコメディ・ドラマ。ひょんなことから一流ファッション誌で働くことになったヒロインが、鬼のような上司に振り回されながらも恋に仕事に奮闘する姿をユーモラスかつ等身大で描き出す。アン・ハサウェイは可愛かったです。主役はアン・ハサウェイだと思うのですが、メリル・ストリープの存在感が一番目立っていて、主役を食べてしまった感がありました。コメディだと思ってましたが、そんなにコメディにはなっていませんでした。アンドレアに服のセンスが悪いだの太っているだのと言いますが、そうとは思えないくらいに最初からアンドレアは綺麗だったので説得力が欠けました。ミランダの右腕のファッション・ディレクターのナイジェル役を演じるのスタンリー・トゥッチはいい味出してました。有名なエッセイスト役でサイモン・ベイカーが出演していましたが、存在感が薄く感じました。アンドレアよりもエミリーの方が風邪はひくし、車に轢かれるしと気の毒でした。メリル・ストリープの一番の理不尽な命令は、発売前の「ハリー・ポッター」の最新作を手に入れろだと思います。
■評価:★★★☆☆