映画「キャプティビティ」

キャプティビティ

■邦題:キャプティビティ
■原題:CAPTIVITY
■上映時間:85分
■製作国:アメリカ、ロシア
■ジャンル:ホラー、サスペンス
■配給:CKエンタテインメント
■公開:2007/09/15
■監督:ローランド・ジョフィ
■製作:マーク・ダモン、セルジュ・コノフ、ゲイリー・メールマン、レオニード・ミンコウスキー
■製作総指揮:ヴァレリー・チュマック、コートニー・ソロモン
■原案:ラリー・コーエン
■脚本:ラリー・コーエン、ジョセフ・トゥーラ
■撮影:ダニエル・C・パール
■美術:アディス・ガジエフ
■衣装:ジェニファー・マーリン
■編集:リチャード・ノード
■音楽:マルコ・ベルトラミ
■字幕:古田由紀子
■主演:エリシャ・カスバート、ダニエル・ギリス、プルイット・テイラー・ヴィンス、ラズ・アロンソマイケル・ハーネイ、マギー・デイモン、クリスタ・オルセン、他
■ストーリー:
アメリカのトップモデル、ジェニファーは、ある時、窓一つない見知らぬ部屋で目を覚ます。薄暗いその部屋は完全な密室で、自分が拉致監禁されたことを悟るジェニファー。脱出を試みるが、姿なき犯人はそれを逐一監視しており、様々な罠で迎え撃ち彼女を絶望の底へと追い詰めていく。そんな中、偶然にもジェニファーは隣の部屋で自分と同じように監禁されている青年ゲリーの存在を知り、互いに励まし合うのだったが…。
■感想:
2007年63本目の劇場鑑賞です。公開翌日観ました。「キリング・フィールド」「ミッション」のローランド・ジョフィ監督作品。何者かに誘拐され理由も分からぬまま密室に監禁されるヒロインを演じるホラー・サスペンス。エリシャ・カスバートの体当たりの演技を期待していましたが、期待はずれに終わりました。史上稀に見る過激な拷問シーンも大したことないし、全然エロチックでもありません。どこが18禁なの理解できませんでした。そもそも、残酷シーンになると画面を真っ暗にされるので、何をしているのか分からないのが残念でした。途中から隣の部屋に誘拐された青年ゲリーが登場しますが、犯人とグルなのが安易に予想できました。もう一人の犯人がプルイット・テイラー・ヴィンスと分かって、犯人がそんなに太っていたのか気になりました。ある少年が母親らしき女性を殺害するスナップ・フィルムを見せられますが、スナップ・フィルムの撮り方が不自然すぎました。ゲリーが突然ベンを殺害してからの行動が理解できませんでした。ラストに登場する2人の刑事の登場も脈略もない展開で無茶苦茶でした。
■評価:★☆☆☆☆