映画「ライラの冒険 黄金の羅針盤」

ライラの冒険 黄金の羅針盤

■邦題:ライラの冒険 黄金の羅針盤
■原題:THE GOLDEN COMPASS
■上映時間:112分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー、ドラマ
■配給:ギャガ・コミュニケーションズ、松竹
■提供:ギャガ・コミュニケーションズ、松竹
■公開:2008/03/01
その針は教えてくれる。
■監督:クリス・ワイツ
■製作:デボラ・フォート、ビル・カラッロ
■製作総指揮:トビー・エメリッヒ、マーク・オーデスキー、アイリーン・メイセル、アンドリュー・ミアノ、ポール・ワイツ、ボブ・シェイ、マイケル・リン
■原作:フィリップ・プルマン
■脚本:クリス・ワイツ
■撮影:ヘンリー・ブラハム
■美術:デニス・ガスナー
■衣装:ルース・マイヤーズ
■編集:アン・V・コーツ、ピーター・ホーネス
■音楽:アレクサンドル・デプラ
■主演:ダコタ・ブルー・リチャーズ、ニコール・キッドマンダニエル・クレイグエヴァ・グリーンサム・エリオットサイモン・マクバーニー、ジム・カーター、ベン・ウォーカー、トム・コートネイクリストファー・リー、ジャック・シェパード、マグダ・ズバンスキー、クレア・ヒギンズ、チャーリー・ロウ、他
■声の出演:イアン・マッケランフレディ・ハイモアイアン・マクシェーンクリスティン・スコット・トーマスキャシー・ベイツ
■ストーリー:
われわれの世界と似ているけど多くの点で異なるパラレルワールドの英国オックスフォード。その世界では人々は、それぞれの心が動物の姿で具現化したダイモンと呼ばれる守護精霊と片時も離れず行動を共にしている。幼い頃に両親を亡くし、オックスフォード大学のジョーダン学寮に暮らす12歳の少女ライラも“パンタライモン”というダイモンと常に一心同体。粗野で好奇心旺盛なライラは周囲の大人を困らせるほど元気いっぱいなお転婆娘。そんな彼女の叔父、アスリエル卿はダストと呼ばれる謎の粒子の秘密を解明すべく北の地へと探検に向かう。一方、ロンドン上流社会の実力者コールター夫人はライラへの接近を図る。相前後して、ライラの周囲で子どもたちが行方不明になる事件が相次ぐ。そしてついに親友ロジャーまでも姿を消してしまう。子どもたちが北の地に連れ去られていることを突き止めたライラは、学長から手渡された黄金に輝く“真理計”を手に、北の地を目指し危険な旅に出るのだが…。
■感想:
2008年14本目の劇場鑑賞です。公開当日レイトショーで観ました。「アバウト・ア・ボーイ」のクリス・ワイツ監督作品。オリジナルティ溢れる深淵な世界観と、ユニークかつ魅力的なキャラクターの数々、そして大胆不敵にして深い哲学的テーマ性で文学史上に残る傑作となったフィリップ・プルマンの“ライラの冒険”三部作を壮大なスケールで映画化する冒険ファンタジー超大作。原作は未読です。キャスティングがニコール・キッドマンダニエル・クレイグエヴァ・グリーンサム・エリオットと豪華でした。出演者だけでなく声の出演もイアン・マッケランフレディ・ハイモアキャシー・ベイツと豪華です。映像が綺麗で素晴らしい出来でした。白熊のイオレク・バーニソンもリアルで迫力のある映像は必見です。人々が皆、それぞれ1匹ずつ動物を連れていて、その動物はダイモン(守護精霊)といい生涯離れることのできない存在でした。基本的に動物は決まってますが、子供の時はの行動によって異なった姿に変わります。話し相手にもなり、役に立つ存在でもあります。見ていて欲しくなります。子供の時は小動物で、大人になると動物も大きくなるのは分かりやすいです。続編の「神秘の短剣」「琥珀の望遠鏡」も気になります。
■評価:★★★★☆