映画「エスター」

■邦題：エスター
■原題：ORPHAN
■上映時間：123分
■製作国：アメリカ
■ジャンル：ホラー、サスペンス
■配給：ワーナー・ブラザース映画
■公開：2009/10/10
この娘、どこかが変だ。
■監督：ハウメ・コジェ＝セラ
■製作：ジョエル・シルヴァー、スーザン・ダウニー、ジェニファー・デイヴィソン・キローラン、レオナルド・ディカプリオ
■製作総指揮：スティーヴ・リチャーズ、ドン・カーモディ、マイケル・アイルランド
■原案：アレックス・メイス
■脚本：デヴィッド・レスリー・ジョンソン
■撮影：ジェフ・カッター
■プロダクションデザイン：トム・マイヤー
■衣装デザイン：アントワネット・メッサン
■編集：ティム・アルヴァーソン
■音楽：ジョン・オットマン
■出演：ヴェラ・ファーミガ、ピーター・サースガード、イザベル・ファーマン、CCH・パウンダー、ジミー・ベネット、アリアーナ・エンジニア、マーゴ・マーティンデイル、カレル・ローデン、ローズマリー・ダンスモア、他
■ストーリー：
めでたく3人目の赤ちゃんを身ごもったケイト・コールマンだったが、運悪く流産という悲劇に見舞われてしまう。それは、ケイトの精神に耐え難い苦痛をもたらし、コールマン家の安定を脅かしかねない事態となる。そこで夫婦は養子を迎えることを決意、地元の孤児院を訪れる。するとケイトは、聡明で大人びた一人の少女、エスターに惹きつけられる。彼女を養子として引き取ることにしたケイトだったが、やがてエスターの恐るべき本性に気づいてしまい…。
■感想：
「蝋人形の館」「GOAL！2」のハウメ・コジェ＝セラ監督作品。一組の夫婦が養子として引き取った少女が、やがて思いも寄らぬ恐怖をもたらす戦慄のホラー・サスペンス。ケイトは3人目を流産という悲劇に見舞われてしまう。すでに息子と娘がいるのに、自分のトラウマを克服するためとは言え、養子を迎えるのはちょっと考えられませんが、孤児院に行き9歳の女の子エスターを養子として向かい入れます。とても可愛らしいエスターだが、次第にその凶暴な本性を表し、家族を恐怖のどん底に陥れる。エスターの悪行がとても9歳の女の子と思えない。てっきり悪魔がらみだと思いきや違ってました。エスターは入浴中は鍵をかけたり、歯医者に行くのを嫌がったり、何か普通の女の子ではない事がわかる。妹のマックスが事件に巻き込まれるのが一番悲しい。父親のジョンはいい人だと思いますが、最後まで状況に気づかず間抜けでした。終盤で一気に伏線を回収し、最後で明らかになるエスターの正体には驚かされる。エスター演じるイザベル・ファーマンが上手すぎる。
■評価：4.0／5.0

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