映画「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔

■邦題:ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
■原題:THE CHRONICLES OF NARNIA: THE LION, THE WITCH AND THE WARDROBE
■上映時間:140分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー、ファミリー
■配給:ブエナ ビスタ インターナショナル
■提供:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ウォールデン・メディア
■公開:2006/03/04
■監督:アンドリュー・アダムソン
■製作:マーク・ジョンソン
■製作総指揮:アンドリュー・アダムソン、ペリー・ムーア、フィリップ・ステュアー
■原作:C・S・ルイス
■脚本:アンドリュー・アダムソン、クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー、アン・ピーコック
■撮影:ドナルド・マカルパイン
■編集:シム・エヴァン=ジョーンズ、ジム・メイ
■衣装:アイシス・マッセンデン
■音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
■美術:ジュールス・クック、イアン・グレイシー、カレン・マーフィ
■字幕:松浦美奈
■主演:ウィリアム・モーズリーアナ・ポップルウェル、スキャンダー・ケインズ、ジョージー・ヘンリー、ティルダ・スウィントンジェームズ・マカヴォイジム・ブロードベント、他
■ストーリー:
第二次世界大戦下のイギリス。ペベンシー家の子どもたち、ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーの4人は、ロンドンの空襲を逃れ、田舎のカーク教授のもとに預けられる。古くて広い教授の屋敷を探索していた末っ子のルーシーは、空き部屋で大きな衣装だんすを見つけ、何かに導かれるようにその奥へと進んでいく。そして、ふと気づくとルーシーは雪に覆われた森の中に立っていた。そこは、言葉を話す不思議な生きものたちが暮らす魔法の国“ナルニア”。偉大な王アスランが作った美しいこの国は、冷酷な白い魔女によって100年もの間冬の世界に閉じ込められていた。ナルニアの住人たちはひたすらにアスランの帰還を祈り続けていた。やがてペベンシー家の4人の幼き子どもたちは、この国の運命が自分たちの手に託されたことを知るのだった…。
■感想:
2006年8本目の劇場鑑賞です。公開当日レイトショーで観ました。「シュレック」のアンドリュー・アダムソン監督作品。「指輪物語」と並ぶC・S・ルイスの名作ファンタジー小説をディズニーが空前のスケールで映像化したファンタジー超大作。本作は全7巻におよぶ壮大な物語の“第1章”となる。ひょんなことから不思議な生きものたちが暮らす異世界へと迷い込んでしまった4人の兄弟姉妹が繰り広げる冒険の物語をイマジネーション豊かに描く。原作は未読です。冒頭で疎開する子供達と母親との別れのシーンは悲しかったですが、そのあとのファンタジーの世界に入って、冒頭の悲しみはどっかいっちゃいました。ナルニアの風景はめっちゃ綺麗でした。CGによる動物達ライオン、ビーバー、オオカミ、キツネなどなどはめっちゃリアルです。動物達が普通に会話をしますが違和感なく見れました。中でもビーバーがお気に入りです。長女の弓は使わずに終わるのかなと思いましたが、一度だけ役に立ちました。最大の見せ場でもあるアスラン軍5000VS白い魔女15000の激突シーンは必見です。どうしても比べてしまう「ハリー・ポッター」「ロード・オブ・ザ・リング」みたいに毒はなく、安心して観れるファンタジー映画です。
■評価:★★★★☆