映画「テラビシアにかける橋」

テラビシアにかける橋

■邦題:テラビシアにかける橋
■原題:BRIDGE TO TERABITHIA
■上映時間:95分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー、青春
■配給:東北新社
■提供:東北新社ポニーキャニオン
■公開:2008/01/26
この橋を渡れば、
またきみに会える

■監督:ガボア・クスポ
■製作:ハル・リーバーマン、ローレン・レヴィン、デヴィッド・パターソン
■製作総指揮:アレックス・シュワルツ
■原作:キャサリン・パターソン
■脚本:ジェフ・ストックウェル、デヴィッド・パターソン
■撮影:マイケル・チャップマン
■美術:ロバート・ギリーズ
■衣装:バーバラ・ダラー
■照明:ジョノ・クゾウヤン
■ヘアメーク:ヴィニー・スミス
■編集:ジョン・ギルバート
■特殊効果:WETAデジタル
■音楽監修:ジョージ・アコニー
■音楽:アーロン・ジグマ
■主演:ジョシュ・ハッチャーソンアンナソフィア・ロブズーイー・デシャネルロバート・パトリック、ベイリー・マディソン、ケイト・バトラー、デヴォン・ウッド、エマ・フェントン、グレイス・ブラニガン、レイサム・ゲインズ、ジュディ・マッキントッシュ、他
■ストーリー:
田舎の町の貧しい家庭に育った小学5年生の少年ジェス。学校ではいじめられ、女ばかりの家の中でも疎外感を抱き、孤独な日々を過ごしていた。そんなある日、彼は隣の家に引っ越してきたばかりの風変わりな転校生の少女レスリーと出会う。裕福な家庭の一人娘で自由奔放な彼女とジェシーは何もかも対照的だったが、次第に仲良くなっていく。やがてふたりは小川を越えた森の中に分け入り、そこでふたりだけの空想上の王国“テラビシア”をつくり上げ、王と王女として君臨して冒険に満ちた楽しい時を過ごすようになるのだったが…。
■感想:
2008年7本目の劇場鑑賞です。公開当日レイトショーで観ました。ガボア・クスポ監督デビュー作品。キャサリン・パターソンの同名ロングセラー児童文学を映画化した感動ファンタジー・ドラマ。多感な少年期の主人公が大人びた転校生の少女に気後れを感じながらも、ふたりで森の中に空想の王国をつくり互いの絆を深めていく姿を、ファンタジックな映像表現の中に年頃の少年少女のリアルな心情描写を盛り込みほろ苦くもエモーショナルに綴る。原作は未読です。てっきり「ナルニア国物語」みたいなファンタジーだと思っていたら違っていました。テラビシア王国に旅立ったと思ったらスグに現実に戻ってきて、結局テラビシア王国は想像の話で終わってました。上映時間が2・3時間もある壮大なファンタジーを期待して観に行くと肩透かしを食らうと思います。レスリー・バーク演じるアンナソフィア・ロブは「チャーリーとチョコレート工場」ではガムを噛み続けるワガガマ娘ヴァイオレットで腹が立ちましたが、今回はとってもチェーミングな女の子を演じて好感を持てます。父親役のロバート・パトリックはいい味だしてました。前半と後半のがらり変わる展開が結構ショッキングでした。現実とファンタジーの世界が紙一重であるということが描かれていました。自分が子供の頃に秘密基地を作って遊んでいた頃を思いました。
■評価:★★★★☆

テラビシアにかける橋 [DVD]

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