映画「unknown アンノウン」

unknown アンノウン

■邦題:unknown アンノウン
■原題:UNKNOWN
■上映時間:85分
■製作国:アメリ
■ジャンル:サスペンス、ミステリー
■配給:ムービーアイ
■提供:グリーンストリートフィルムズ・インターナショナル
■公開:2006/11/03
■監督:サイモン・ブランド
■製作: ダービー・パーカー、リック・ラッシュブルック、ジョン・S・シュワルツ
■製作総指揮:ランドルフ・デ・ラーノ、タマラ・デ・ラーノ、フレデリック・レヴィ、アリール・ヴェネツィアーノ、セドリック・ジャンソン
■脚本:マシュー・ウェイニー
■撮影:スティーヴ・イェドリン
■美術:クリス・ジョーンズ
■衣装:ジェーン・アンダーソン
■編集:ポール・トレホ、ルイス・カルバリャール
■音楽:アンジェロ・ミィリ
■字幕:大田直子
■主演:ジェームズ・カヴィーゼルグレッグ・キニアブリジット・モイナハンジョー・パントリアーノバリー・ペッパージェレミー・シストピーター・ストーメア、他
■ストーリー:
閉ざされた廃棄工場の中で意識を取り戻した5人の男たち。彼らは全員記憶を失っていた。やがて、わずかな手がかりから彼らのうちの2人が誘拐された人質で、残る3人が誘拐犯であることが明らかとなる。しかし依然として誰が人質で誰が誘拐犯かはわからないまま。誰もが混乱する中、突如鳴り響く電話のベル。それは誘拐犯のボスからで、日没までにはここへやって来るというものだった。5人は互いに疑心暗鬼を抱えたまま、協力して脱出を試みる。そんな中、徐々に甦る曖昧で断片的な記憶が、彼らの混乱に拍車を掛けていく…。
■感想:
2006年69本目の劇場鑑賞です。サイモン・ブランド監督デビュー作品。過酷なシチュエーションで生き残りをかけた戦いを繰り広げる5人の男たちをスリリングに描く心理スリラー。目が覚めると閉ざされた廃棄工場の中で意識を取り戻した5人の男たちで、あるトラブルから毒性のガスを吸い込んだ事で、一時的な記憶喪失をしている設定で、5人のうち2人が人質で、3人が誘拐犯という設定ですが、これが何者かによって閉じ込められている設定だったら「ソウ」と同じだと思います。廃棄工場の中の5人の男たちは ジェームズ・カヴィーゼル(デニムジャケットの男)、グレッグ・キニア(鼻が折れた男)、ジョー・パントリアーノ(縛られた男)、バリー・ペッパー(作業着の男)、ジェレミー・シスト(手錠の男)と個性的な演技派スターが揃っていたのは良かったです。閉ざされた廃棄工場の中で疑心暗鬼にかれながら繰り広げられる展開は緊張感があってよかったですが、途中で誘拐犯を追跡する展開が挿入されますが、説明不足な部分もあって、せっかくの緊張感が途切れてしまうのは勿体無かったです。ラストは三重のどんでん返しがありました。
■評価:★★★☆☆