映画「ブラッド」

ブラッド

■邦題:ブラッド
■原題:RISE:BLOOD HUNTER
■上映時間:98分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ホラー、サスペンス
■配給:LIBERO
■提供:ゴースト・ハウス・ピクチャーズ、アミューズソフトエンタテインメント
■製作:キングスゲイト
■公開:2007/08/11
■監督:セバスチャン・グティエレス
■製作:グレッグ・シャピロ
■製作総指揮:カーステン・ロレンツ、ロブ・タパート、ジョー・ドレイク、ネイサン・カヘイン

■脚本:セバスチャン・グティエレス
■撮影:ジョン・トール
■美術:ジェリー・フレミング
■衣装:デニス・ウィンゲイト
■編集:リサ・ブロムウェル、ロブ・サリヴァン
■音楽:ネイサン・バー
■主演:ルーシー・リューマイケル・チクリスジェームズ・ダーシーカーラ・グギーノマリリン・マンソン、マコ、サミーラ・アームストロング、ロバート・フォスター、マーゴ・ハーシュマン、ジュリオ・オスカー・メチョソ、アラン・リッチ、キャメロン・リチャードソン、他
■ストーリー:
LAウィークリーの敏腕記者セイディーがかつて謎のカルト集団に絡む取材で面会した若い女性が変死体で発見される。現場に駆けつけたローリンズ刑事は、死体が自分の娘トリシアであることを知り愕然とするのだった。一方、セイディー自身もそのカルト集団に拉致され、彼らの正体が生血を吸うヴァンパイアであることを知る。しかし、抵抗も虚しく惨殺されゴミ捨て場にうち捨てられたセイディー。その後ヴァンパイアとして生まれ変わったセイディーは、彼らへの復讐を決意する。やがて彼女は、娘を奪われ怒りに震えるローリンズ刑事と手を組み、悲壮な決意を胸にヴァンパイア狩りへと向かうのだったが…。
■感想:
2007年69本目の劇場鑑賞です。「裏切りのKiSS」のセバスチャン・グティエレス監督作品。謎のヴァンパイア集団に殺され、自らもヴァンパイアとなってしまったヒロインが、生血を欲する自分への嫌悪と罪悪感を抱えながら復讐に突き進む姿をハードかつクールに描き出す。ホラー映画ですが怖くありませんでした。ヴァンパイア映画ですが、今までのヴァンパイアとはかなり異なります。牙がなく、十字架も苦手ではありません。逆に牙の代わりに十字架を使って刺して血を出していました。ヴァンパイアというより、血を吸うカルト集団みたいです。ハデはアクションシーンもなく敵はめっちゃ弱く、ボウガンでスグに退治されます。残酷描写も有無に近いのに映倫R-15は大げさだと思います。「ファンタスティック・フォー」のマイケル・チクリスがローリンズ刑事で登場していましたが、もう少し話に絡んできても良かったと思います。ルーシー・リューの裸も中途半端でした。
■評価:★★☆☆☆