映画「シティ・オブ・ゴッド」

シティ・オブ・ゴッド

■邦題:シティ・オブ・ゴッド
■原題:CIDADE DE DEUS
■上映時間:130分
■製作国:ブラジル
■ジャンル:ドラマ、犯罪
■配給:アスミック・エース
■公開:2003/06/28
ブラジル リオデジャネイロ 神の街
暴力も銃もドラッグもすぐそこにある日常を駆け抜ける
少年たちの 事実にもとづく物語

■監督:フェルナンド・メイレレス
■共同監督:カティア・ルンド
■製作:アルドレア・バラタ・ヒベイロ、マウリシオ・アンドラーデ・ラモス
■原作:パウロ・リンス
■脚本:ブラウリオ・マントヴァーニ
■撮影:セザール・シャローン
■美術:ツレ・ペアケ
■編集:ダニエル・レゼンデ
■音楽:アントニオ・ピント、エド・コルテス
■字幕:松浦美奈
■主演:アレクサンドル・ロドリゲス、レアンドロ・フィルミノ・ダ・オラ、セウ・ジョルジ、アリス・ブラガ、ダグラス・シルヴァ、ダーラン・カンナー、他
■ストーリー:
1960年代後半、ブラジル・リオデジャネイロの貧民街“シティ・オブ・ゴッド”では銃による強盗や殺人が絶え間なく続いていた。そこでは3人のチンピラ少年が幅を利かせている。ギャングに憧れる幼い少年リトル・ダイスは彼らとともにモーテル襲撃に加わり、そこで初めての人殺しを経験すると、そのまま行方をくらました。一方、3人組の一人を兄に持つ少年ブスカペは事件現場で取材記者を目にしてカメラマンを夢見るようになる。70年代、名をリトル・ゼと改めた少年リトル・ダイスは、“リオ最強のワル”となって街に舞い戻ってきた…。
■感想:
フェルナンド・メイレレス監督デビュー作品。“シティ・オブ・ゴッド”と呼ばれたブラジル・リオデジャネイロの貧民街を舞台に、暴力と貧困に埋め尽くされた子どもたちの日常を実録タッチで描いた衝撃の犯罪ドラマ。年端も行かぬ少年が殺人に手を染め、やがて街を仕切るギャングへと成長し激しい抗争に明け暮れる姿を壮絶な暴力描写で綴っていく。冒頭の鶏の逃亡劇は丁寧に描かれていて面白かったです。危機迫る鶏の表情がよく描かれていました。ブラジルのちびっ子ギャングの恐ろしさが存分に描かれていました。これが実話に基づいたストーリーだというのだからブラジルは恐ろしく感じます。銃の危険性が強調されて描かれていました。日本がいかにも平和で、日本人でよかったと思える映画でした。
■評価:★★★★☆

シティ・オブ・ゴッド DTSスペシャルエディション (初回限定2枚組) [DVD]

シティ・オブ・ゴッド DTSスペシャルエディション (初回限定2枚組) [DVD]