映画「封印殺人映画」

■邦題：封印殺人映画
■原題：GOING TO PIECES: THE RISE AND FALL OF THE SLASHER FILM
■上映時間：88分
■製作国：アメリカ
■ジャンル：ドキュメンタリー、ホラー
■配給：ムービーアイ
■宣伝：クルーズ
■公開：2007/07/07
■劇場：シネマート心斎橋（スクリーン2）
■パンフレット：600円
1980年代、世界中を恐怖に陥れた“スラッシャー・ムービー【切り裂き映画】”に文化的側面から迫る驚愕のドキュメンタリー！
■監督：ジェフ・マックィーン
■製作：レイチェル・ベロフスキー、ルディ・スケイルス
■製作総指揮：マイケル・ベイカー、ランディ・マニス、マイケル・ルッジェロ
■原作：アダム・ロックオフ
■撮影：マイケル・フィモナリ
■音楽：ハリー・マンフレディーニ
■主演：ジョン・カーペンター、ウェス・クレイヴン、ショーン・S・カニンガム、トム・サヴィーニ、ジョセフ・ジトー、ロブ・ゾンビ、ポール・リンチ、グレゴリー・ニコテロ、スタン・ウィンストン、ベッツィ・パルマー、ロバート・シェイ、他
■ストーリー：
「ハロウィン」や「13日の金曜日」など70年代末から80年代中頃に全盛を誇ったスラッシャー映画（殺人鬼映画）の魅力と当時の熱狂、そしてブームと共に巻き起こる社会的バッシングなど、スラッシャー映画を取り巻いてきた様々な状況を、ジョン・カーペンター、ウェス・クレイヴン、トム・サヴィーニ、ショーン・S・カニンガムといった関係者や往年のファンなど多数の証言をもとに明らかにしていく。
■感想：
2007年88本目の劇場鑑賞です。レイトショーで観ました。ジェフ・マックィーン監督デビュー作品。“スラッシャー映画”と呼ばれるホラーのサブジャンルについての歴史や社会的な背景などを詳細に解説したアダム・ロックオフの同名原作を基にしたドキュメンタリー映画。ホラー映画のドキュメンタリー映画ではなく、スラッシャー映画についてのドキュメンタリー映画なので、ゾンビやモンスター系の映画は登場しません。「ハロウィン」「13日の金曜日」を中心に映画の歴史や背景などが監督達によって語られています。所々で映画の名場面シーンがあるのが懐かしく思えてきます。有名タイトル以外にも「悪魔のサンタクロース・惨殺の斧 」「スプラッター・ユニバーシティ」「ブラッド・ピーセス／悪魔のチェーンソー」など日本では未公開な作品も取り上げらていました。現在ハリウッドで活躍している、俳優のケヴィン・ベーコンや、ジョニー・デップはデビューがこのジャンルの映画なので、バカには出来ないと思います。ホラー映画ファンの方にお勧めです。
■評価：★★★★★

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