映画「D-WARS ディー・ウォーズ」

D-WARS ディー・ウォーズ

■邦題:D-WARS ディー・ウォーズ
■原題:D-War
■上映時間:90分
■製作国:韓国
■ジャンル:特撮、SF、アクション
■配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■公開:2008/11/29
たった一人のために、全人類は壊滅するのか。
■監督:シム・ヒョンレ
■製作:ジェームズ・B・カン
■製作総指揮:シム・ヒョンレ、キム・ウテク
■脚本:シム・ヒョンレ
■撮影:ヒューバート・タクザノウスキー
■編集:ティム・アルヴァーソン
■音楽:スティーヴ・ジャブロンスキー
■字幕:文永 優
■主演:ジェイソン・ベア、アマンダ・ブルックスロバート・フォスター、エイミー・ガルシア、クレイグ・ロビンソン、クリス・マルケイ、ジョン・アレス、エリザベス・ペーニャ、ビリー・ガーデル、ホームズ・オズボーン、ニコール・ロビンソン、ジェフリー・ピアソン、他
■ストーリー:
ロサンジェルスの街中が突如巨大ハリケーンに襲われたような惨事に見舞われる。取材に訪れたレポーターのイーサンは、ふとしたことから少年時代の記憶を蘇らせる。それは、古美術店の店主が語る“500年に一度、運命の女性を巡って正邪の戦いが勃発し、人類が滅亡の危機に直面する”という奇想天外な話。しかし、それが今現実になろうとしていた。そしてイーサンが、その運命の女性を探し当てたとき、突然巨大なモンスターが現われ、2人に襲いかかってきた。
■感想:
2008年75本目の劇場鑑賞です。映画の日に観ました。「怪獣大決戦 ヤンガリー」のシム・ヒョンレ監督作品。怪獣特撮映画好きを自認するコメディアン出身のシム・ヒョンレ監督が「怪獣大決戦 ヤンガリー」に続いて撮り上げたモンスター・パニック・ムービー。韓国映画ですが、何故か舞台はLAという、新しい試みの映画でした。冒頭から予算の都合か災害シーンはカットしていきなり災害後のLA郊外から始まりましたので、分かりにくかったです。災害の割には駆けつけたTVレポーターがたった一人というのは笑えました。タイトルの「D-WARS ディー・ウォーズ」はドラゴン同士の対戦に思えますが、実際は大蛇同士の対決でドラゴンはラストに登場するだけでした。キャスティングは、ロバート・フォスター以外で有名な役者はいないので、CGにお金をかけすぎて役者にお金をかけられなかったという感じがしました。「ハムナプトラ」「トランスフォーマー」など、どこかで観た事のあるシーンが多くてオリジナリティが感じられませんでした。CGはそこそこの出来で勢いでごまかしている感じがしましたが、LAでのバトルは迫力があって見応えはあると思います。クライマックの舞台も突然現れて、どこで戦っているのかが分かりませんでした。
■評価:★★☆☆☆