映画「天使と悪魔」

天使と悪魔

■邦題:天使と悪魔
■原題:ANGELS & DEMONS
■上映時間:138分
■製作国:アメリ
■ジャンル:サスペンス、ミステリー、アドベンチャー
■配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■提供:コロンビア映画、イマジン・エンタテインメント
■公開:2009/05/15
ガリレオの暗号が、ヴァチカンを追いつめる。
■監督:ロン・ハワード
■製作:ブライアン・グレイザーロン・ハワードジョン・キャリー
■製作総指揮:トッド・ハロウェル、ダン・ブラウン
■原作:ダン・ブラウン
■脚本:デヴィッド・コープ、アキヴァ・ゴールズマン
■撮影:サルヴァトーレ・トチノ
■プロダクションデザイン:アラン・キャメロン
■衣装デザイン:ダニエル・オーランディ
■編集:ダン・ハンリー、マイク・ヒル
■音楽:ハンス・ジマー
■字幕:戸田奈津子
■主演:トム・ハンクスアイェレット・ゾラーユアン・マクレガーステラン・スカルスガルド、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、ニコライ・リー・コス、アーミン・ミューラー=スタール、トゥーレ・リントハート、デヴィッド・パスクエジ、コジモ・ファスコ、マーク・フィオリーニ、他
■ストーリー:
ハーバード大学の宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授は、ルーヴル美術館での一件以来冷戦関係だったヴァチカンから思いがけない協力要請を受ける。秘密結社イルミナティがヴァチカンを窮地に陥れていた。それはかつてガリレオを中心とする科学者によって組織されるも、ヴァチカンの激しい弾圧で消滅したものと思われていた。しかし秘かに復讐の機会を待ち続け、教皇の逝去を受けて行われようとしていたコンクラーベに乗じてついに復活を果たしたのだ。彼らは最有力候補の枢機卿4人を誘拐し、1時間ごとに殺害すると予告、その上ヴァチカン全体を爆破する計画まで進めていた。そのためにスイスのCERN(欧州原子核研究機構)から恐るべき破壊力を秘めた“反物質”をも盗み出していた。そこでCERNの科学者ヴィットリア・ヴェトラも駆けつけ、ラングドンと協力して事件解決に乗り出すが…。
■感想:
2009年33本目の劇場鑑賞です。劇場で観ました。「ダ・ヴィンチ・コード」「フロスト×ニクソン」のロン・ハワード監督作品。“ロバート・ラングドン”シリーズ第2弾。ダン・ブラウン原作のシリーズ1作目を、映画版では時制を前後させ続編として製作。教皇選挙(コンクラーベ)が行われるヴァチカンを舞台に、宗教と科学の数百年にわたる対立の歴史が招いた恐るべき陰謀の阻止に奔走する宗教象徴学者ロバート・ラングドンの活躍をサスペンスフルかつダイナミックに綴る。原作は未読です。前作の「ダ・ヴィンチ・コード」よりは面白かったです。トム・ハンクス扮する宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授がガリレオの著書に書かれた詩をヒントに、イルミナティの啓示の道を割り出す様を、スピィーディーな展開で描かれていました。前作は分かり難かったが、本作は時間内に4人の枢機卿を害を防ぎ、反物質爆弾を阻止するという分かりやすい展開です。オリヴェッティ刑事が暗殺者に簡単に殺されるのは意外でした。ラストも意外な人物が黒幕だったというどんでん返しもありました。
■評価:★★★★☆