映画「パラノーマル・アクティビティ」

パラノーマル・アクティビティ

■邦題：パラノーマル・アクティビティ
■原題：PARANORMAL ACTIVITY
■上映時間：86分
■製作国：アメリカ
■ジャンル：ホラー
■配給：プレシディオ
■提供：プレシディオ
■公開：2010/01/30
■監督：オーレン・ペリ
■製作：オーレン・ペリ、ジェイソン・ブラム
■製作総指揮：スティーヴン・シュナイダー
■脚本：オーレン・ペリ
■編集：オーレン・ペリ
■字幕：川又勝利
■出演：ケイティー・フェザーストン、ミカ・スロート、マーク・フレドリックス、アンバー・アームストロング、アシュリー・パーマー、他
■ストーリー：
平凡な一軒家で幸せに暮らす若いカップル。しかし毎晩寝付いた後に家の様子がいつもと変わっていることに気づく。自分たちの家に起こっている“何か”を確認するため、彼らは生活の一部始終をビデオカメラで撮影することにする。真夜中、2人が眠りについた後、何が起きているのか。ビデオには衝撃の映像が映っていた…。
■感想：
2010年9本目の劇場鑑賞です。公開翌日劇場で観ました。オーレン・ペリ監督デビュー作品。一組のカップルが夜ごと悩まされる不可思議な現象の実態を突き止めようと部屋の中にビデオカメラを設置、はたして次々と彼らに降りかかる怪奇現象の数々を克明に捉えていくさまをドキュメンタリー・タッチで描く。本作はビデオカメラ1台のみで撮影されたビデオ映像だったのでホームビデオを観ている感じがしました。固定カメラで撮影された就寝中の映像は、何が起きるのか？と画面から目が離せない。低予算なんで怪奇現象もハデな演出はありませんが、逆にそれが妙にリアルに感じさせ、日付や時刻表示、録画の早回しなどの効果的な使い方もあって、終盤までかなり引き込まれます。しかしラストで、わかりやす過ぎる怖がらせや、ショック描写を使ったのは逆にマイナスだと思います。ラストもわざわざ固定カメラの前で起きるのもわざとらしかった。本編が終わってからの黒い画面で暫く待たされるのが一番怖いかも知れません。
■評価：★★★☆☆