映画「グリーン・ゾーン」

グリーン・ゾーン

■邦題:グリーン・ゾーン
■原題:GREEN ZONE
■上映時間:114分
■製作国:フランス、アメリカ、スペイン、イギリス
■ジャンル:アクション、サスペンス、戦争
■配給:東宝東和
■公開:2010/05/14
グリーン・ゾーン──。そこは、偽りに支配された安全地帯。
■監督:ポール・グリーングラス
■製作:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、ロイド・レヴィン、ポール・グリーングラス
■製作総指揮:デブラ・ヘイワード、ライザ・チェイシン
■原案:ラジーフ・チャンドラセカラン
■脚本:ブライアン・ヘルゲランド
■撮影:バリー・アクロイド
■プロダクションデザイン:ドミニク・ワトキンス
■衣装デザイン:サミー・シェルドン
■編集:クリストファー・ラウズ
■音楽:ジョン・パウエル
■字幕:戸田奈津子
■出演:マット・デイモングレッグ・キニアブレンダン・グリーソンエイミー・ライアン、ハリド・アブダラ、ジェイソン・アイザックス、イガル・ノール、他
■ストーリー:
フセイン政権陥落直後のイラクバグダッド。米陸軍のロイ・ミラー准尉と彼の部隊は、大量破壊兵器の発見という極秘任務に就いていた。しかし、上からの指示に従って捜索を繰り返しても、一向に兵器はおろか、その痕跡すら掴めずにいた。次第に、情報源への疑いを強めていくミラー。しかも、ようやく手にした重要な手がかりは国防総省のパウンドストーンによって握りつぶされてしまう。国防総省への不信が募るミラーは、同じ疑念を持つCIAのブラウンと手を組み、独自の調査に乗り出すが…。
■感想:
2010年29本目の劇場鑑賞です。「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」のポール・グリーングラス監督作品。多くの血が流れたイラク戦争において、その大義とされた“大量破壊兵器”を巡る情報そのものへの疑問を抱いた一人の米軍兵士が、アメリカ政府の激しい内部抗争に巻き込まれながら繰り広げる真実追求への孤独な戦いの行方を、極限のテンションと臨場感でスリリングに綴ってゆく。ポール・グリーングラス監督で、主演はマット・デイモンとくると、「ジェイソン・ボーン」シリーズを思い出します。笑い顔一つ見せないマット・デイモンは好演。カッコ良かったです。米兵軍のユニフォームを着ている中で、俳優はマット・デイモンとニコイ・バンクスの2人だけであとは本物の米軍兵たちというのがリアルである。一人の米軍兵士が簡単にCIAを手を組むのはありえるのかと不思議に思えました。臨場感あるアクションは必見です。
■評価:★★★☆☆