映画「スーパーマン II/冒険篇」

スーパーマン II/冒険篇

■邦題:スーパーマン II/冒険篇
■原題:SUPERMAN II
■上映時間:126分
■製作国:アメリ
■ジャンル:SF、アドベンチャー
■配給:ワーナー・ブラザース映画
■公開:1981/06/
■監督:リチャード・レスター
■製作:ピエール・スペングラー
■製作総指揮:イリヤ・サルキンド
■原案:マリオ・プーゾデヴィッド・ニューマンレスリー・ニューマン
■脚本:マリオ・プーゾデヴィッド・ニューマンレスリー・ニューマン
■撮影:ジェフリー・アンスワース
■編集:ジョン・ヴィクター・スミス
■美術:ジョン・バリー、ピーター・マートン
■衣装:イヴォンヌ・ブレイク
■音楽:ケン・ソーン
■字幕:高瀬鎮夫
■主演:クリストファー・リーヴマーゴット・キダージーン・ハックマンテレンス・スタンプ、ジャッキー・クーパー、ネッド・ビーティ、サラ・ダグラス、ヴァレリー・ペリン、スザンナ・ヨーク、クリフトン・ジェームズ、E・G・マーシャル、マーク・マクルーア、ジャック・オハローラン、他
■ストーリー:
メトロポリス市のデイリー・プラネット社。いつものように記者クラーク・ケントが出勤すると、社内は、ある事件でもちきりだった。パリのエッフェル塔がテロリストに占拠され、核爆弾により市街が破滅されようとしているというのだ。すでにロイス・レーンは取材のためパリに向かっていた。編集長ペリー・ホワイトに、行動の遅さを指摘された後、クラークは、急拠スーパーマンに変身しエッフェル塔に向かった。彼は、一瞬のうちに核爆弾をのせたエレベーターとエッフェル塔に登る途中落下してしまったロイスを腕にうけとめると、エレベーターを宇宙の彼方へと放りなげた。しかし、その爆発の余波で、ゾッド将軍、その愛人で副官のアーサ、巨大な身体をもつノンの3人が自由の身になった。彼らは、クリプトン惑星の悪人で有罪の判決のもとにガラス板状のファントム・ゾーンに閉じこめられ、宇宙をさまよっていたのだ。スーパーマンと同じ惑星人である彼らは、同じように超能力をもつ。彼らは月面の宇宙飛行士たちを簡単に全滅させると、地球征服をめざし宇宙基地のあるヒューストンへと向かった。
■感想:
「三銃士」「さらばキューバ」のリチャード・レスター監督作品。第1作の冒頭で宇宙に幽閉されていた惑星クリプトンの3悪人が復活、地球に襲来してスーパーマンと一大決戦を繰り広げる、シリーズ第2弾。監督がリチャード・ドナー監督が降板して、リチャード・レスター監督になったのは残念です。オープニングで前作の回想シーンが流れるのはいいです。冒頭のエッフェル塔のシーンも見応えありました。3悪人が水爆の爆風によって開放されるシーンはアニメショーンぽかったです。惑星クリプトンの3悪人のゾッド将軍、副官のアーサ、ノンのキャラクター設定はよかったです。スーパーマンが人間になったとたんめっちゃ弱くなりました。摩天楼で繰り広げられるスーパーマンと3悪人の戦闘シーンは迫力満点で見応えありました。中でも風で吹き飛ばされるシーンはコントみたいで面白かったです。しかし、ラストの決着はスーパーマンが騙した形であっけなく終わるのは物足りない気もします。ラストでわざわざレストランでリベンジするオチはスッキリしますが、大人気ない気もします。
■評価:★★★★☆