映画「ジョジョの奇妙な冒険 ファントム ブラッド」

■邦題：ジョジョの奇妙な冒険　ファントム ブラッド
■上映時間：90分
■製作国：日本
■ジャンル：アドベンチャー・ファンタジー
■配給：クロックワークス
■公開：2007/02/17
■監督：羽山淳一
■アニメーション制作：A.P.P.P.
■原作：荒木飛呂彦
■脚本：山田光洋
■絵コンテ：羽山淳一、山中英治
■撮影監督：岡崎英夫
■美術監督：桑原信
■編集：西重成
■音楽：マルコ・デ・アムブロシオ
■主題歌：SOUL'd OUT
■アフレコ演出：本田保則
■キャラクターデザイン：羽山淳一
■音響：トム・マイヤーズ
■色彩設計：関美恵子
■総作画監督：羽山淳一
■声の出演：小西克幸、緑川光、水樹奈々、磯部勉、小山力也、坂口芳貞、井戸田潤、小沢一敬、他
■ストーリー：
19世紀末のイギリス。貴族のジョースター卿は命の恩人の息子ディオを養子として迎え入れ、惜しみない援助を与えた。しかし、ディオは卿の一人息子ジョナサン（ジョジョ）を押しのけ、ジョースター家を乗っ取るべく野望を抱いていた。その陰謀を察知したジョジョがディオを問い詰めた時、ディオが手にしたのは謎の“石仮面”だった。それは、永遠の命と世界を支配する力をもたらすという古代文明アステカに伝わるという仮面。しかしその力とは、人間を不死の怪物へと変貌させてしまうことを意味していた…。
■感想：
2007年11本目の劇場鑑賞です。公開当日レイトショーで観ました。羽山淳一監督デビュー作品。荒木飛呂彦原作の『ジョジョの奇妙な冒険』。本作は、連載開始20周年を記念して同シリーズの第1部『ファントム ブラッド』を映画化したアドベンチャー・アニメーション。映像は綺麗でしたが、場面によって雑に描かれている所も多々あったので映像の統一感がありませんでした。映画用とTV用と足して2で割った感じのクオリティでした。上映時間が90分と短いのでカットされるシーンも多くなるのは仕方ありませんが、スピードワゴンが登場しないのは残念でした。前半はじっくりと長く、後半は駆け足で短くという全体的に時間の使い方のバランスも悪いと思います。原作ファンには物足りない内容だと思います。「無駄・無駄・無駄〜」
■評価：★★☆☆☆