映画「シー・ノー・イーヴル 肉鉤のいけにえ」

シー・ノー・イーヴル 肉鉤のいけにえ

■邦題:シー・ノー・イーヴル 肉鉤のいけにえ
■原題:SEE NO EVIL
■上映時間:84分
■製作国:アメリ
■ジャンル:ホラー
■配給:東芝エンタテインメント
■提供:東芝エンタテインメントジェネオン・エンタテインメント
■製作:WWEフィルムズ、ライオンズ・ゲート・フィルムズ
■公開:2007/01/06
■監督:グレゴリー・ダーク
■製作:ジョエル・サイモン
■製作総指揮:ピーター・ブロック、マット・キャロル、ヴィンス・マクマホン
■脚本:ダン・マディガン
■撮影:ベン・ノット
■美術:マイケル・ランプフ
■編集:スコット・リクター
■音楽:タイラー・ベイツ
■字幕:岡田荘平
■主演:ケイン、クリスティナ・ヴィダル、マイケル・J・ペイガン、サマンサ・ノーブル、スティーヴン・ヴィドラー、ルーク・ペグラー、レイチェル・テイラー、ペニー・マクナミー、クレイグ・ホーナー、マイケル・ウィルダー、他
■ストーリー:
軽犯罪を犯した若者8人は、減刑と引き換えに労働奉仕として老朽化著しい廃ホテルの修繕を命じられる。不気味な廃ホテルで週末を過ごすハメになった8人だったが、そこには2人の監察官とホテルの女主人以外にも、恐ろしい殺人鬼“ジェイコブ”がいることなど知る由もなかった…。
■感想:
2007年12本目の劇場鑑賞。アメリカの人気プロレス団体「WWE」が、看板スター「ケイン」を主演に据え製作したティーンズ・スプラッタ・ホラー。軽犯罪を犯した若者8人は、減刑と引き換えに労働奉仕として老朽化著しい廃ホテルの修繕を命じられる。不気味な廃ホテルで週末を過ごすハメになった8人だったが、そこには2人の監察官とホテルの女主人以外にも、恐ろしい殺人鬼ジェイコブがいることなど知る由もなかった…。「拷問スプラッターの直系!」とチラシに書いてあったので、「ホステル」を想像していたけど、拷問シーンといえばただ単に目玉をえぐり取られるだけ。ゴア描写も控えめでした。ホラーファンの僕にとっては物足りない。「13日の金曜日」のジェイソン、「悪魔のいけにえ」のレザーフェイス、「エルム街の悪夢」のフレディ・クルーガーは、特殊メイクで不気味さを演出していますが、それに比べてジェイコブ扮するケインは特殊メイクなしのすっぴんだったのには驚きましたが、すっぴんなのに不気味だったのにはもっと驚きました。チェーン付きの肉鉤を豪快に振り回して、体に突き刺して引きずり回して連れ去るシーンは面白い。アダルトビデオの分野出身の監督のわりにはお色気シーンが皆無。
■評価:★★★☆☆